ローラー台でもやるしかない

新型コロナウイルスの影響で日本全国に緊急事態宣言が発令されました。
ロードバイクは満員電車を避ける通勤手段と考えればむしろ推奨されるような乗り物と考える事もできます。
しかし自分のように週末にサイクリングを楽しむ程度のものにとっては不要不急の外出とも考えられます。
健康維持を目的とした散歩は咎められていませんが、散歩とサイクリングは違います。
以前書きましたがロードバイクでのサイクリングは危険と隣り合わせです。

youhei2018.hatenablog.com

立ちごけで鎖骨や肋骨を骨折し、折れた肋骨が肺に刺さって長期入院した人がいます。
飛び出してきた猫を避けようとして落車し、骨折した人もいます。
カーブを曲がっている最中にパンクして、落車し、肋骨にひびが入った人もいます。
医療機関に無用な負担をかける事になるのに、お気楽にサイクリングに出かける気になれません。

 

元々インドア派なので自宅で過ごすのに何のストレスもありませんが、運動はしておきたい。
幸い我が家にはローラー台があります。

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しかしローラー台は実走には無い「飽き」があります。
人気のZWIFTに手を出したいところですが、本格的に楽しむためにはスマートトレーナーと呼ばれる高級ローラー台が必要で、毎月の利用料も必要だというのがハードルになってイマイチやる気になれません。
しかしこれは今後やることになるでしょう。

まずは今ある機材で飽きの来ない方法を考えたいと思います。
ローラー台
サイコン
スピードメーター
心拍計

ローラー台をやっててつらいのは目標時間になかなか到達しない事。
1時間もやってるとホントに飽きてしまいます。
そこで目標を時間から「距離」にしたいと思います。
距離を一定にすることで、頑張ればどんどん時間が縮まり早く終わります。
普段は40km程度を走っているのですが、さすがにローラー台で40kmhつら過ぎるので、半分の20kmから始めます。

実際やってみたのですが、早く終わらそうとするあまり出だしから漕ぎすぎちゃって、早々に疲れてしまい良くありませんでした。

そこで負荷に制限を設ける意味で目標心拍数を定め、それをキープしながら走ることにしました。

目標心拍数は以前決めた140bpmとします。
これで効率よく脂肪を燃やせるんじゃないでしょうか。

しかし心拍数はそんな簡単にコントロールできるものなのか。
そんな疑問が残ります。

実際にやってみました。

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徐々に強度を上げて心拍数が140bpmに達したらそれをキープするようにします。
高めになったらケイデンスを下げ、逆に低めになったらケイデンスを上げます。
サイコンに表示される心拍数をずっと睨みながらこれを続ければ、心拍数をコントロールする事は可能のようです。

集中力が必要とされるせいか、「飽きる」という感情は生まれません。

心肺機能が上がれば、スピードを上げても心拍数は低く抑えられるでしょうから、訓練するほど実施時間は減るでしょう。
それをモチベーションに頑張れるのではないでしょうか。

 

コロナウイルスによる影響は当初思っていたよりもひどくなっています。
想像も及ばないようなひどい状況になるのかも知れません。
昨日こんな映画を観ました。
コンテイジョン (字幕版)

新種のウイルスによるパンデミックを扱った映画ですが、2011年の映画なのに驚くほど現在の状況を描いています。
その映画ではワクチンが開発・量産されて初めて終息に向かっていくのですが、新コロナだって同じだと思います。
そうするとこの自粛状況も1年じゃ済まないはずです。
せっかく新しいジャージを買ったのに今シーズンは出番が無いかも知れません。
家でもロードバイクが楽しめるように各自工夫が必要になっていくと思います。