心拍数実走比較

ここ最近4回にわたって心拍計の活用というテーマで書いてきました。
そもそもはエアロバーの効果を数値で示そうとしてみたのですが、速度が遅かったのか、逆風も順風も一緒にしてしまったのがいけなかったのか、心拍数に有意な差は見られませんでした。

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その後のローラー台でエアロバーポジションはブラケットポジションに比べて心拍数が上がりやすいという結果が得られました。
ここはやはり、1.実走で、2.逆風に向かって、3.高速度で比較してみないとエアロバーの有効性が実証出来ないんじゃないのか??
と、いう事でサイクリングロードで検証する事にしました。

実験方法

逆風に向かって時速30kmを目安にハンドルポジションを変えながらラップタイムと心拍数を記録します。
ブラケットポジション、エアロバーポジション、下ハンポジションをそれぞれ2回づつ走って平均値を取りたいと思います。
それぞれ速度は同じにするので、心拍数の少ないポジションが有利と判定出来るでしょう。
ただ問題は逆風の中時速30kmをキープできんのか?という所です。
いつもは逆風だと20km割ったりするので頑張らないといけません。
では行ってみましょう。

荒川のローディ憩いの場、足立区都市農業公園は梅が見ごろでした。

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メジロもいたよ。

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できるだけ人が少なく、道幅が広い場所を選びます。

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まずはブラケットポジションで走ってみましたが時速30kmを出せました。
でも久々にスピード出すとやっぱり大変。
でもそれにしては大して心拍数が上がっていません。


次はエアロバーポジション。
30kmまで上げるのは楽に感じましたが、途中から脚が重くなってきました。
最後まで走り切りましたが疲れ過ぎて吐きそうになってしまいました。
心拍数もブラケットポジションより大分高い。
ともかく体調が悪くなってしまったので実験はこれにて終了

 

帰ってデータを取り込んで見たら何が悪かったのかわかりませんが、速度とケイデンスのグラフが出て来ませんでした。
でも数値は取れていたので結果発表。

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ブラケットポジションの平均心拍数 131bpm
エアロバーポジションの平均心拍数 160bpm


真逆の結果!!


でもこれブラケットポジションの心拍数おかしいと思います。
めちゃ苦しかったのに。
実走での実験は難しい所がありますね。
あと向かい風の時速30kmはちょっと無謀でした。
平均速度に2kmほど差が出来てしまいました。
もうちょっと速度を落として、できるだけ条件が同じになるような実験方法を考えたいと思います。

ポジション変更

今回時速30kmで走ってみて感じた事がありました。
それはサドルが低すぎること。
時速20km程度なら丁度良いのですが、スピードを上げると苦しくなってきます。

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こちらの記事でBiORACERでの推奨値よりも5cmも下げてた事が改めて分かったのですが、これに近づけたいという思いもあります。


でもサドルを下げたのにはそれなりの理由があります。
まず初めに「ふくらはぎ」が攣りやすいということ。
ふくらはぎはつま先立ちを支える筋肉なので、ビンディングの位置をかかと寄りにすることで負担を減らす事が出来ます。

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しかし、そうすると脚が短くなるのと一緒なのでサドルを下げないといけないのです。

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だからサドルを上げるとビンディングをつま先側に移動し、ふくらはぎの攣りにおびえる事になります。
ふくらはぎに関しては高速でトレーニングすることで鍛えていくしかないのでしょう。

 

1日の時間は限られているので、速く走ればそれだけ遠くに行けます。
今年は去年よりも遠くに行きたいので、ぜひ頑張りたいと思います。

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