ペダリング効率とは?
スポーツバイクのペダルには大きく分けて3つの種類があります。
3.フラットペダル
SPD-SLのカタログには「最高レベルのペダリング効率を実現します」なる事が書いてありました。
「ペダリング効率」とは何か?
想像で言えば足とペダルをガッチリ固めることで、脚のブレを無くして無駄な筋力を使わない、という事でしょうか。
実験して確かめて見ましょう。
実験方法は固定ローラー台で速度を一定に保ちながら漕ぐようにして、その時の心拍数を比較しようと思います。
心拍数が少ない方が使ったエネルギーが少なく、ペダリング効率が高い!ということにならないでしょうか。
ただ正直そんなに差は出ないと思ってます。
予想では僅差で SPD-SL>SPD>フラットペダル そんな感じ。
比較するペダルはこちら。
ではやってみましょう!
結果ハッピョー!!!
効率の高い順(=心拍数の少ない順)に並べましょう。
1位 SPD(PD-ED500) 131bpm
2位 フラットペダル 139bpm
3位 SPD-SL(105系) 141bpm
えー、大変残念な結果となってしまいました。
SPD-SLが1番効率が悪いという...
考察
予想と違う結果が出た理由を考えたいと思います。
1.本当は足を固定しない方が良い
これはフラットペダルとSPD-SLがほぼ同値な事から違うと言えます。
2.サドル高さがSPDに最適化されていた
ペダルもシューズも替えたので最適なサドル高さでは無かった可能性があります。
そちらの影響が大きかったのかも知れません。
結論
いつもはSPDを使っているのですが、ペダリング効率はSPD-SLより劣っているのだと思っていました。
しかしこの実験でSPD-SLが言うほどペダリング効率が高い訳では無いと分かりました。
ただし今回の実験はローラー台で緩い一定速度という環境でした。
ロードレースで見られるアタックなどの激しい動きではどう変わるのか?
実験でどう評価するのか分かりませんが、この辺では順位が入れ替わるのかも知れません。