ペダリング効率とは?

スポーツバイクのペダルには大きく分けて3つの種類があります。

 

1.ロード系ビンディングSPD−SL、スピードプレイ等)

2.MTBビンディングSPD、クランクブラザーズ等)

3.フラットペダル

 

SPD-SLのカタログには「最高レベルのペダリング効率を実現します」なる事が書いてありました。

 

ペダリング効率」とは何か?

 

想像で言えば足とペダルをガッチリ固めることで、脚のブレを無くして無駄な筋力を使わない、という事でしょうか。

 

実験して確かめて見ましょう。

 

実験方法は固定ローラー台で速度を一定に保ちながら漕ぐようにして、その時の心拍数を比較しようと思います。

youhei2018.hatenablog.com

心拍数が少ない方が使ったエネルギーが少なく、ペダリング効率が高い!ということにならないでしょうか。

ただ正直そんなに差は出ないと思ってます。

予想では僅差で SPD-SL>SPD>フラットペダル そんな感じ。

 

比較するペダルはこちら。

 

SPD-SL(105系)

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SPD(PD-ED500)

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フラットペダル

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ではやってみましょう!

 

結果ハッピョー!!!

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効率の高い順(=心拍数の少ない順)に並べましょう。

1位 SPD(PD-ED500) 131bpm

2位 フラットペダル 139bpm

3位 SPD-SL(105系) 141bpm

えー、大変残念な結果となってしまいました。

SPD-SLが1番効率が悪いという...

 

考察

予想と違う結果が出た理由を考えたいと思います。

 

1.本当は足を固定しない方が良い

これはフラットペダルとSPD-SLがほぼ同値な事から違うと言えます。

 

2.サドル高さがSPDに最適化されていた

ペダルもシューズも替えたので最適なサドル高さでは無かった可能性があります。

そちらの影響が大きかったのかも知れません。

 

結論

いつもはSPDを使っているのですが、ペダリング効率はSPD-SLより劣っているのだと思っていました。

しかしこの実験でSPD-SLが言うほどペダリング効率が高い訳では無いと分かりました。

 

ただし今回の実験はローラー台で緩い一定速度という環境でした。

ロードレースで見られるアタックなどの激しい動きではどう変わるのか?

実験でどう評価するのか分かりませんが、この辺では順位が入れ替わるのかも知れません。