電動アシスト自転車に乗ってみた
事のはじめ
妻が少し遠出をするために「スクーターが欲しい」と言い出しました。
え?これは「スーパーカブ」を買うフラグか!!
と色めき立ちました。
が、怖がりなためスクーターを運転する自信が無いとの事でした。
それでは、と電動アシスト自転車を提案してみたんです。
モーターの力を借りれば疲れずに遠くへ行けるんじゃないか?という目論見です。
ただどちらも実際に電動アシスト自転車に乗ったことがありません。
いきなり買うのにはちと高額な商品です。
近くにレンタサイクルがある事を知る
都心ではレンタルの電動アシスト自転車をよく見かけます。
あんなのが近所にあったら試し乗りが出来るのに、と考えて検索しました。
そしたら何と、近所で大々的にシェアサイクルの実証実験をしていました。
スマホで手続きする
行政主導ですが、実際の運営は「HELLO CYCLING」と言う所でやられているようです。
利用するにはスマホにアプリを入れて登録する必要があります。
レンタル料金を支払うのにクレカを登録しました。
利用料は15分で70円でした。
ちょい乗りならかなりお安いですね。
借り方
スマホで借りる手続きをすると暗証番号が表示されるので、その番号でカギを開けます。
乗ってみる
目的地を水元公園と決めました。
駐輪場から7kmの距離があります。
乗ってみてまず気が付いたのがサドルの低さ。
自転車のサドルは高い方がペダリングの効率が良いと信じて思いっきり上げました。
タイヤを触ってみましたが空気抜けている感じはありませんでした。
そして少し漕いでみましたが多少の異音がありました。
ハンドルに付いてるコントローラーでアシストの電源を入れます。
漕いでみると確かに強いアシストを感じました。
ある程度スピードが乗るまで一気に加速する感覚です。
実際に買った時の事を考えて「エコモード」を基本にしましたが、坂を上る時は「強モード」を試したりしました。
充電が満タンなものを選んだのですが、往復14kmを走っても目盛り1つ減った程度でした。
巡航速度ですが16km程度となりました。
それ以上漕ぐとアシストが足りないような気がしました。
公園でのんびり
水元公園は大きな池があるので、のんびりするにはその池の淵が良いと思います。
サイクルチェアリングのお試しとして椅子を持ってきたので置いてみました。
ちょっと日差しがきつくて木陰に退散しました。
次の日、足立区の舎人公園に娘と来ました。
舎人公園も大きな池があるのですが、鴨が居付いているようです。
木陰も多く、サイクルチェアリングには舎人公園の方が適していると感じました。
感想
電動アシスト自転車に乗ってみてどうだったか。
何だかとても疲れちゃったんですよね。
漕ぎだしや坂道でアシストされてる感じはビンビンにあるんです。
当然巡行時にもアシストされてるんでしょうけど、そこで体力を削られてるのかも。
漕いだ時に異音がするって書きましたけど、駆動系に抵抗があったのかも知れません。
潤滑スプレーを持って行ってひと噴きしてから乗った方がいいですね。
そしてポジション。
サドルは上げましたが、そもそも上体が起き上がるようなポジションなので、脚に力を入れづらいのかも知れません。
あとサドルも大き過ぎるので、「もも」に抵抗を感じました。
そして車重が重過ぎ。
これらの抵抗がアシストを帳消しにしてしまうのかも知れません。
ロードバイクとレンタル電動アシスト自転車のどちらを取るか、と言われたら間違いなくロードバイクを取りますね。