レッグカールをビンディングペダルでヤル

太ももの裏側、ハムストリングス(上腿二頭筋)はどうやって鍛えていますか?

ハムストリングスを自宅で筋トレするの難しいです。

 

それをビンディングペダルとシューズそして鉄アレイで行う方法を編み出しましたのでご覧ください。

 

なぜハムストリングスを鍛えるのか

 

そもそもロードバイク乗りにとってハムストリングスの筋肉群はどんな意味があるのか?

太ももの裏側の筋肉はひざを曲げるためにあります。

ひざを曲げる力はペダリング時に抜重するときに使われます。

ペダルが後ろに来ている状態で脚の重さがペダルに掛かっていると前側で踏み込んでいる力を相殺してしまうのです。

この脚の重さをペダルから抜くことを「抜重」(バツジュウ)と言います。

この抜重のためにハムストリングスを鍛える必要があるのです。

 

どんな方法があるか

 

ハムストリングスを鍛えるにはどんな方法があるのか。

ジム通いが出来る人は「レッグカールマシン」という専用のマシンが有ります。

自宅にホームマシンを置ける人はレッグカールが出来るマシンを選ぶと良いです。

それ以外となると急に難しくなります。

 

椅子に座った状態で脚同士を重ねて下になった脚を抵抗にしてやるくらいでしょうか?

アンクルウェイトを使うのも手ですが、あまり重いモノが有りません。

手持ちの鉄アレイ等を使ってレッグカールをやる方法は無いものか...

ポクポクポク...チーン!

 

閃いた!

 

ロードバイク乗りが足に固定すると言ったら「ビンディングペダル」でしょう!!

私はペダルジプシーなので幸い余ったペダルが沢山有ります。

鉄アレイが落ちたら大変なので固定力の強いSPD-SLを使用します。



鉄アレイとSPD-SLペダルをヒモで結んで固定します。



良い感じでシューズと鉄アレイがくっつきました。




立った状態でやると良い感じです。




寝ながらやると足元が見えないので制御が難しくグラつきます。



良い感じでレッグカールが出来そうです。

今回左足用にセットしましたが、このまま右足でも使えました。

欠点としては

簡単に重りを交換出来ない事。

固定が甘いと重りが床に落っこちる事。

重くするほど重りが大きくなり扱いづらくなる事が考えられます。

 

やってみた

 

立った状態でのレッグカールをやってみました。

5kgで8回3セット。

ヒモが緩かったのかグラつきが有りましたが、ビンディングが外れる心配は感じませんでした。

ハムストリングスに意識を集中させてないとふくらはぎに負荷が寄ってしまう印象でした。

 

まとめ

 

自宅では難しいハムストリングスのトレーニングをロードバイクの用具を使って解決出来たのは嬉しいことです。

同じくハムストリングスのトレーニング方法で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

 

おまけ

 

とにかくペダルが余っているのでクリッカーペダルという固定力が弱いペダルでも試しました。



レッグカール自体は出来たのですが、途中で鉄アレイが落ち冷や汗をかきました。