フラぺとビンディング比較
何でも心拍計で比較してみよう!って事でフラットペダルとビンディングペダルの比較をしたいと思います。
フラットペダルの方が効率良いなんて結果になったらビンディングの立つ瀬がないんですが実際はどうなんでしょう。
以前、フラットペダルで100km超を走ってみました。
前半で相当疲れてましたからペダルの性能差があるのかもしれません。
しかしビンディングペダルだって100kmも走れば相当疲れます。
今回は固定ローラーと心拍計を使って心肺機能的に差が出るのか実験したいと思います。
実験方法
今まで時速20km相当を目安に実験してきましたが、もうちょっと頑張って時速25kmを目安に一定の強度で漕ぎます。
まずビンディングペダルで5分漕ぎ続け、フラットペダルに替えて5分間。それを3セット...って交換に時間がかかり過ぎる!
フラットペダルに替える代わりにシューズをスニーカーに履き替えて、そのままビンディングペダルを踏むことにします。
ソールの硬いシューズは柔らかいシューズに比べてペダルを踏む効率が良いと言われますが、それも評価出来るかも知れません。
使用機材
心拍計
これで平均心拍数を比較しましょう。
ではいざ実験!
ビンディングペダルの平均心拍数 (140+139+140)/3 = 140bpm
フラットペダルの平均心拍数 (141+140+141)/3 = 141bpm
心拍数的には全然違いが無いという結果になりました。
考察
ビンディングペダルとフラットペダルに差が無いという結果ですが、実際は色々差を感じます。
では何故差が出なかったのか?
実験では条件を極力合わせるために加減速が無いようにしました。
一定速で走る巡行ではペダルによる差というのは出にくいという事なのかも知れません。
ではどんな時に差が出るのか?
フラットペダルで100km走った時に感じた事があります。
1.踏む位置がきちっと決まらず、再スタート時の足位置合わせがもどかしい。
2.再スタート時に地面を強く蹴るせいでふくらはぎを痛める。
3.足の裏に圧がかかり続けて痛くなる。
本やネットであまりお目にかからない事柄ではありますが、自分が体験した事です。
この言わば弱点がビンディングペダルでは解消されます。
足の位置はビシッと決まるし、再スタート時は漕ぎだす脚をちょっと持ち上げれば良いし、足の裏の圧を抜くようなペダリングも出来る。
ダンシング時の漕ぎ始めも引き足を使っている自覚があるのでそこもビンディングペダルの利点だと思います。
今回の実験では「違いなし」となりましたが、ビンディングの恩恵というのは「有る」と思います。