大洗ライド
「ゴールデンウイークにロングライドがしたいなあ」と漠然と思ってました。
新しく導入したシューズとフラットペダルのテストも兼ねるからあんまりヒルクライムが無いルートで、順風を受けられそうだということで行き先を「大洗」と定めました。
ガルパン以来3回ほど行ったことのある土地ですが、家から直接自転車で行ったことは無かったし、ちょうど100km位の距離なので目的地候補の一番になりました。
ルートとしては利根川サイクリングロードを行って霞ケ浦を超えたら北上するのが走りやすそうとは思ったのですが、距離が延びるし横風区間が長すぎると判断し、やめました。
そこでGooglMapが示す徒歩での最短ルートを基本に国道６号をできるだけ避けるようなルートにしました。
国道６号を避けたのは大型車が多く路肩が狭いため走りづらいと思ったからです。
ルーラボでポチリポチリとルートを引き、自分のサイトを参照しながらガーミンイートレックス30xに転送します。
距離は107キロ。
自分の場合、信号待ちやコンビニ休憩を含めて平均時速16キロになります。
107割る16は6.7で大体7時間。
家を7時に出れば14時には大洗に着けるでしょう。
何か美味しい魚介類でも食べて輪行で帰れば丁度いいんじゃないでしょうか。
翌日。
ちょっと外が寒かったので何となく出発が1時間遅れて8時発となりました。
家を出て10キロ位は何度も通った道なので案内も見ずに走れます。
しかし江戸川を越えて手賀沼に至る道。これが良いルートがありません。
取り合えず手賀沼に繋がる大堀川沿いのサイクリングロードに出ます。
この辺で25kmです。
まだまだ序盤戦ですが結構疲れていました。
「まだ1/4か」と考えてうんざりするような思いでした。
極力脚に疲れが出ないようにゆっくり目に走っていたのですが、首、肩、背中、手首など上半身に痛みや疲れを感じるようになりました。
「輪行で帰っちゃおうかなー」
「でもまだ早すぎるかなー」
走り出して2時間後、コンビニ休憩を取りました。
本筋と関係ありませんが、900ミリリットルのポカリスエットを買ったらボトルホルダーにピッタリな大きさでした。
ひょっとしたら自転車用に開発されたペットボトルなのかも知れません。
しばらく走ると牛久沼に着きました。
２年前に牛久沼一周ライドをしたので景色を覚えていたんですよ。
ところでサイコンのレザインスーパーGPSには走った距離を表示させて、ガーミンイートレックスには目的地までの距離を表示させています。
先ほどの25キロ地点では残り80キロ位の数値が表示されていました。
25キロでこんなに疲れてるなら、あと80キロどんなに疲れちゃうんだろうと想像して憂鬱になりました。
その数値が12時くらいに丁度53キロ同士で釣り合いました。
中間地点ということです。
中間地点まで4時間かかってるので目的地まであと4時間かかる計算になります。
2時ごろ着くかなーという前日の目論見から2時間遅れ。
午後4時到着かー。夕方じゃん。
ちょっと行ったら土浦駅に到着しました。
土浦なんて遠方まで来てようやく半分なんて。
しかしここから心境に変化が表れました。
目的地までの距離が減っていき、「あと40キロでいいんだ」「あと30キロで終わりだ」とポジティブな感じになってきました。
上半身の痛みは信号待ちのたびにストレッチをしてたら収まってきました。
勾配があまり無いので脚への負担はそれほどありませんでした。
新しいフラットペダルと新しいシューズのテストも兼ねていたのですが、どっちのせいかわかりませんが、足先がしびれてきました。
足先をシューズの中でぐにぐにと動かして回復させます。
信号が少なくなったのか、追い風が強くなったのかペースが上がってきました。
涸沼（ひぬま）まで来たのであとちょっと。
ホントにちょっとで大洗の海が見えました。
どこかで食事でもして帰ろうかと思っていたのですがこれは「潮騒の湯」に入るしかない！
と、いうことで「潮騒の湯」をゴールとしました。
時刻はほぼ3時。結局7時間で着いたのでほぼ予想通りの時間で着けました。
距離は104キロ。
「潮騒の湯」は良かったですよー。
なんと仮眠スペースがありました。
お風呂に入って食事を取って仮眠して3時間も居付いてしまいました。
前半つらかったけど結局良いライドとなりました。
↓↓↓動画です。
