ロードバイクとダイエット

中高年からロードバイクを始める動機に「ダイエットのため」と挙げる人は多いんじゃないでしょうか。
かく言う自分もその一人で、健康診断でメタボリック症候群と判定されたのがダイエットを意識したキッカケでした。
どういう状態だとメタボと呼ばれるかというと、へそ周りの腹囲が85cm以上というのが目安となっています。
自分はぱっと見痩せているんですがお腹だけがぽっこり出てて非常にみっともない体型だなあと我ながら思っていたんですが、まさかメタボと呼ばれようとは。


まあ実際ロードバイクを買うことになったのは他にも色々要因はあるんですが、ダイエットは大きな位置を占めています。


で、結論としてロードバイクはダイエットに有効か?というと自分の場合は駄目でした。
しかしロードバイクに乗るという事は家でゴロゴロしているより確実に運動している訳だし、やり方を間違えなければ有効なはずなんですよ。


自分はなぜ失敗したのか。

そしてロードバイクでダイエットに成功するにはどうしたら良いのかを考えてみたいと思います。

自分はなぜロードバイクでダイエットに失敗したのか。

要因1

あんまり乗ってなかった。
ロードバイクに乗っていると言っても、サラリーマンな訳だし土曜日に乗ったら日曜日は疲れちゃって家でゴロゴロですよ。ゴロゴロというかお昼寝キメちゃいますよ。
走行距離も往復20キロでひいひい言ってたのが130キロとかひいひい言いながら走れるようになりましたが、やはり100キロ近く走るのは特別な場合です。
同じルートを走るのも退屈だからルートの新規開拓も必要だし。
だから毎週40キロも走れたら良いところです。
この程度の運動では痩せやすい体になるには程遠いのでしょう。

要因2

食べ過ぎてる。

食べ過ぎがダイエットに良くないのは当たり前なんですが、ロードバイクに乗ると食欲が湧いてきちゃうんです。

まずはロードバイクに乗っているとき。
ロードバイクを漕ぎ続けるにはやはりエネルギーが要ります。
お腹の脂肪だけをエネルギーとして使ってくれるなら良いんですが、人間の体はそう上手く働いてくれないので糖分というか炭水化物も食べていないと脂肪が燃えないということです。
実際何も食べずに走り続けようとすると疲れて動きが悪くなってきます。
これが極端になるとハンガーノックと呼ばれる、体が動かなくなるような状態になってしまいます。
だから走っている限りは食べ続けていないと危ないのです。

走った後。
これもむやみやたらに食欲が湧いてきます。
やはり体が失ったエネルギーを補充しようと本能的に食べ物を求めるんじゃないでしょうか。

グルメライドとかやっちゃう。
ロードバイクで何十キロも走るという事はこれは一つの旅なのです。
見知らぬ土地に訪れた時に旅人は何を思うのか。
そうグルメです。
その土地の美味しいものを求めてしまうんです。旅人ってやつは。
自分が仲間内とサイクリングする場合はツーリングマップルや旅行ガイドなどを見て有名店を探してルートに組み込むようにしています。
あと、うちのメンバーは何故かウナギが好きなんですよねー。
思い出せるだけでもサイクリング中に6回はウナギ食べてる。
逆に太ったという事もないんですが、痩せられなかったですね。

それでも健康診断前には腹囲を85cm未満にしたかったので、毎日体重計に乗り腹囲を計りスマホに記録しそれを頼りに食事制限をしながらなんとか痩せました。ひもじい思いをしました。つらかった。

さてここで自分を反面教師としてどうしたらロードバイクで痩せられるのかを考えましょう。

1.沢山乗る
沢山というのも具体性に欠けますが、土日ともう一日、水曜日くらいにローラー台に乗るとかしたいですね。

2.食事を抑える
ロードバイクに乗ってる最中の栄養補給は欠かしてはいけないと思います。
乗った日のご飯を体の欲するままに取らないで、普段と同じくらいに留めたいところです。
まあ自分が言っても説得力に欠けるので参考程度に考えてください。