フラットペダル買いました

ロードバイク用にフラットペダルを買ったんですが、紆余曲折ありました。
まずは一番多用していたシューズのカカトに穴が開いてきたとこから話が始まります。
多用していたシューズというのはSPD用の2つ穴タイプで、シマノクリッカーペダルが使えるヤツでした。
2つ穴タイプのシューズはあと2足持ってるのですが、いまいちリラックスして履けないので新しいシューズが欲しくなりました。
最近のシューズはBOAと呼ばれるダイヤルでワイヤーを締めることで足にフィットさせるシステムが流行ってます。
こういうダイヤル式のものは自分が学生時代に履いてたスニーカーにもついてましたけど何十年の時を経て見直されてるんでしょうか?


でも欲しい。

ラチェットのやつよりフィットし易そう。


ただしこのBOAシステムを採用しているカッコ良いシューズは3つ穴のSPD-SL用が多いんです。
2つ穴用もあるにはあるんですが、MTB用になるということでどうにもゴツくてカッコ良いと思えないんですよね。


そんなんで良い感じのシューズを探していたんですが、使っていたシューズの穴が無視できないレベルで大きくなって、中のプラスチックがカカトを傷つけてきたので、思い切って買い換えました。

パールイズミ 15116002 X-ALP DRIFT4 1.グリーン 42(26.2cm)

まったく同じシューズを選んでしまいました。

先代と同じく多用されることでしょう。

 

ところでフラットペダルですが、このシューズを選ぶ段階で「カッコ良いシューズ」を履くにはSPD-SLに代表される3つ穴用のビンディングに変えるべきか?という悩みがありました。


しかしSPD-SLは固定力が高く何度か立ちゴケの経験があります。
道路を横断するときに車が急に現れたときなんかビンディングを外すときヒヤッとします。
猫が飛び出してきた、なんて時に足が外れないと落車の危険性があります。

以前にも書きましたが立ちゴケでも打ちどころが悪いと大怪我することもあります。

youhei2018.hatenablog.com

ビンディングを使わない選択肢もあるんじゃないか?
そもそもは憧れだけでビンディングを使っていたんですが、自分は運動神経が良くないので、怪我に怯えながらビンディングを使っていられない、と思い始めたんです。


ロードを買ったときに付いていたフラットペダルがあったので使ってみました。

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滑り止めのピンが付いて食いつきが良いんですが、裏表があって、裏側だと滑っちゃうんですよね。
「今、表かな?裏かな?」なんて足元を見ながら乗ってるのも危ないんでやっぱり新しいのを買うことにしました。


amazonで見るとフラットペダルはマウンテンバイク用のものばかりで面積の大きいものが多いんですね。
面積が大きいと踏み易く性能は良いと思うんですが、ロードバイクに似合うのか?という疑問が残ります。重量もありますしね。

と、言うことで両面使用で面積が小さそうで軽いものを中心にフラットペダルを選んでみました。
シマノ PD-GR500 フラットペダル EPDGR500

取り合えず大きくて重いものの代表
107mm(W)×104mm(L)で535g。
500gを超えると手に持った時ズシリと感じます。


TIOGA(タイオガ) シュアーフット8 ペダル ブラック

ちょっと大きいけどカッコイイ。
L90×W58で255g(本体)、32g(ピン)/ペア


MKS(三ヶ島) ペダル 日本製 シーティーライト

amazonでずいぶんコメント数が多く人気があるようです。
93×66mm、重量:335g(ペア)


XPEDO (エクスペド) TRAVERSE 8 XCF08MC フラットペダル

なかなかのカッコよさ。小さくて軽い。
83×80.2mm、240g


Lightning Bull KACTUS KTPD-13T チタン軸 マグネシウム製フラットペダル

 

チタン軸を使い、小さくてとても軽い。イイ。
80×80mm、約160g(ペア)

 

Palmy Sports(パルミースポーツ) バタフライペダル・TI<PS-717T>(ブラック) YD-4473

小さく軽く、安い。格好もイイ!
78×80mm、(約)200g
結局コスパを考えこちらに決めました。

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ボディはアルミニウム、軸はチタンと軽量素材を使っています。
試しに磁石を近づけてみると「おや?ちょっと反応が!」
ボディに付いてる「ピン」に磁石がくっ付きました。
ピンはメッキされた鉄かステンレスで出来てるようです。
他にも軸の2か所で反応が。
きっとベアリングに使われている鉄球に反応したのでしょう。
雨の中を走ったりしたら帰って油を差すべきでしょう。

 

さてロードバイクでフラットペダルは有効なのでしょうか。
実際に走ってみました。
まず試しに近所を10キロほど。


気づいた点。
・予想外な状態でも足がペダルから外せる。(当たり前だけど)
・ピンがあるので足はペダルに吸い付いてるように感じる。
・停止状態からの踏み込み時にペダルが上げられない。
・時速30km以上出しても足が外れる事はない。
・足の位置は自由に変えられるが、ビンディングのように定位置に自動的に決まる事はない。
・坂を登る時などダンシングも違和感なし。


まあ普通に走れましたね。
ただ10キロくらいではわからない事も多いのでロングライドに挑戦しました。


自宅から大洗まで104キロ。


久々のロングライドでめちゃめちゃ疲れました。
でもまあフラットペダルで100キロは走りきれると。
ただその中で気づいたこと。
ペダルに力がかからないように後ろ脚を引き上げると足の位置がズレそうになります。
だからビンディングより足の裏に力がかかり続ける事になると思います。
40-50kmほどの距離だとあまり負担になりませんが、80kmを超えると足の裏がしびれたようになりました。
ただそれがペダルのせいなのか、おニューのシューズのせいなのかがわかりません。

ところでおニューのシューズを買った後、越谷レイクタウンのアウトレットにある「Y'sRoad」さんを見に行ったんです。
BOAと同じダイヤル式の2穴タイプのシューズが安く売ってました。
思わず買ってしまいました。

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どうしよう