無酸素運動?
前回、ハンドルポジションの違いで心拍数にどれだけ差が出るか?と言う疑問を、実際に走って確かめようとしました。
空気抵抗の少ないエアロバーの有効性を数字で確かめたかったのですが、出てきた数字は予想を裏切るものでした。
予想を裏切ると言うか、そもそもデータとして合っているのか疑わしいレベルのものでした。
全く連続性が感じられません。
心拍計が悪いのか、サイコンが悪いのか?
それらの連携が悪いのか、操作方法が悪いのか?
それとも正しい数値なのか?
正しい数値だとして考えてみました。
有酸素運動はジョギングやサイクリングなどの低強度で長時間続けられる運動です。
その名の通り酸素が必要な運動です。
酸素が必要なのでたくさん呼吸し、心拍数が上がって血流量が増え、筋肉に酸素を供給しようとします。
それとは別に無酸素運動と言うのも有ります。
筋肉などの体に蓄えられてるエネルギー源を使って高強度で短時間の運動を行うものです。
ひょっとすると自分にとって時速30kmと言うのはこの無酸素運動の領域だったのかも知れません。
(検索したらAT心拍領域という名前が付いてました。)
酸素の供給が必要無いので脳みそが心臓の制御を止めて脚の筋肉の制御に全振りしたのだとしたらこの心拍数が一定になっている期間の説明が付きます。
そして走り終わったら直ぐに心拍数の制御が再開されるのかも。
まああくまで憶測に過ぎませんが、これが合っているのだとしたら、心拍計での運動強度比較は有酸素運動の領域でないと出来ないと言うことになりそうです。
逆にスプリントなどの比較にはパワーメーターが必要になるのでしょう。