血圧の測れるスマートウォッチ
ちょっと体調が悪くて病院に行ったんですが、そこで血圧を測ったら高血圧だと言われました。
上が158mmHgの下が105mmHg。
健康診断ではいつも高めで出てるんですが、どうも白衣高血圧なんて呼ばれていて、緊張とかで高く出る人がいるようです。
しかしそれにしてはちょっと高すぎ。
体調の方は良くなったんですが、高血圧が気になってしまいました。
座りっぱなしの仕事だから運動不足が原因だとは思いますが、結構ロードバイクに乗っているのに...
家に帰って家庭用血圧計で何度も測り直した結果、上が130の下が85程度だとわかりました。
ボーダーライン上とはいえ高血圧と言えますね。
そうと分かれば何とかしなくちゃならない。
健康保険組合のパンフレットによると高血圧の原因は
・肥満
・塩分過多
・飲酒のし過ぎ
・喫煙
と、あります。
お腹は出てますが肥満と言えるほどじゃない。
お酒も飲まない。煙草も吸わない。
塩分は取り過ぎてるのかな?
それと運動習慣を付ける事も大事だと思います。
更には血圧値の把握も大事です。
レコーディングダイエットと言う言葉がありますが、常に自分の状況を把握することで運動や食事制限のモチベーションを上げることが出来ます。
我が家にはオムロンの手首式血圧計があるのでこれで何とかしたかったのですが、スマホと連携しないので変動の様子を記録し続けるのに少々難があります。
仕事中に測るのも人目が気になります。
そこで何か良いガジェットは無い物かとAmazonで検索したらスマートウォッチで血圧を測れるものがあることが分かりました。
いくつか種類があったのですが、正直メーカーによる性能差みたいなものは分かりませんでした。
一応「Garmin」,「FitBit」,「Apple Watch」も見てみたんですが、現在血圧を測れるものはありませんでした。
なので、老眼に優しい大画面と、ナイロンバンドで止め方がシンプルだという観点から選びました。
DeKelife スマートウォッチ
人それぞれ大切にしたい所は違うと思いますので「心拍計」で検索して出てきたスマートウォッチの中から選ぶのが良いと思います。
気を付けたいのは深追いしすぎて訳が分からなくなって、血圧計測機能が無い物を買ってしまう事で、そこだけは気を付けたいところです。
実際使ってみての感想です。
結構良い箱に入ってました。
バンドは磁石で止めるステンレス製のものとマジックテープで止めるナイロン製の2種類入ってます。
軽いし寝てる時に気にならなそうだと言う理由でナイロン製にしました。
日本語のマニュアルが付いてました。
直訳なのかちょっと日本語が分かりずらい所があります。
充電は専用の充電器が付属しているのでバンドを外す必要はありません。
スマートフォン用のアプリをダウンロードする必要があります。
「H Band」という名前ですが、「H Band 2.0」という名前のアプリもあって、どちらも使えました。
スマートウォッチは3台目なんですが、どれもこれも接続はすんなり行かなくて、でも焦らず辛抱強く対処していけば使えるようになるという印象です。
ここからは血圧計の話。
血圧を測れる理屈はわかりませんが、従来の血圧計の様に腕を圧迫しないので、測られてる感覚はまったくありません。
デフォルトでは手動で血圧を測るようになっていますが、アプリから自動で測れるように変更できます。
測る間隔は10分置きで、ちょっと頻繁過ぎだと思いますが、間隔は変えられないようです。(マニュアルでは1時間間隔と書いてました。)
これを付けてロードバイクに乗って40kmほどいつものコースを走ってみました。
心拍数と違って血圧は運動中でも極端に変わったりはしないということが分かりました。
数値に関してオムロンの手首式と比較してみました。
それぞれこんな特徴がありました。
オムロンの手首式
連続して計測してみましたが、同じ姿勢で計測しているにも関わらず、数値にばらつきがあるように感じました。
最高血圧だけ見ると20回の平均で120。最大値が141の最小値が109でした。
スマートウォッチ
「血圧プライベートモード」というものがあって、あらかじめ専用血圧計で測った数値を入力すると補正を行います。
補正すると数値にばらつきは出ませんが、入力した数値に引っ張られる傾向があります。
入力した数値のプラスマイナス2mmHg位しか変動しない感じ。
「血圧プライベートモード」を切るとオムロンのと同じくらいばらつきが出ます。
オムロンの血圧計だけでもばらつきがあるのに、スマートウォッチが合っていないと言うのはナンセンスです。
なので、「血圧プライベートモード」にオムロンで出した数値の平均を入力することにしました。
となりました。
あれ?あんまり高血圧じゃ無い。
でもしばらくこれで自分の血圧をモニタリングしたいと思います。