パワーメーターが欲しい

 

・初めに

最近パワーメーターが欲しくてしょうがないんです。
自分でも「何故そんなに欲しいのか、果たして使いこなせるのか?」が分かりません。
そこで情報を整理し、心を落ち着ける意味も含めてこの記事を書きたいと思います。


・パワーメーターとは何か

そもそもパワーメーターとは何か?
もちろんパワー(ちから)を測る物ですが、ロードバイクにおいてパワーとは何でしょう。
最終的にはロードバイクを進ませる力ですが、それをトルク(回転力)とケイデンス(回転数)を測り、かけ合わせた数値で表します。
単位はW(ワット)。
つまりトルクとケイデンスを計測して、それをサイコンに飛ばす機能があるものを「パワーメーター」と呼ぶのです。


・なぜ欲しいのか

パワーメーターは主にトレーニングに使います。
正直トレーニングらしいトレーニングもやらないので「必要ない」とは思っていました。

しかしそれでも「少しでも楽に速く走りたい」という気持ちはあります。
「速く」の部分はスピードメーターがあれば分かります。
しかし「楽に」の部分は可視化することが難しい。

そこは今まで心拍計で測っていました。

youhei2018.hatenablog.com


同じ速さで走ったとき、心拍数が少ない方が「楽」と言えます。
パワーメーターだとパワーが少ない方が「楽」と言えます。

じゃあ一緒じゃないか、とも思うんですが違いもあります。

一つは心拍は自転車に乗ってなくても刻まれている事。
自転車で強度を上げれば心拍数も上がりますが、ビックリしても上がります。
個人差もありますし、体調の良し悪しでも変わってしまうものです。
パワーはペダルを踏んだ分だけをカウントします。

そして実験していて感じたことですが、無酸素領域の強度になると心拍数は強度に比例しなくなります。
つまりめっちゃ頑張った分はノーカウントなのです。
パワーメーターならきっちり測ってくれます。

つまりパワーメーターを指標にすればより正確な効率化が出来ると思うんです。

パワーメーターを欲しくなったもう一つの理由に「安くなった」というものがあります。
一昔前は10万円弱の値段がしていましたが、2021年の今は3万円台で買う事ができます。

「センサー」一つに10万円っておかしくないですか?
自分の初代アルミロードは10万円しませんでした。
同じくらいの値段の「センサー」を付けるなんて考えられませんでした。

しかし30万円のカーボンロードに3万円のセンサー。

「ギリ有るかも。」

そう思えてきました。

しかし3万円とは大きなお金。
他にも欲しいものは沢山あるんです。

例えばガーミンのサイコン
軽い軽いカーボンホイール。
デジタルトルクレンチ
乙女ギヤ

これらに対してただ数字が出るだけのパワーメーターは明らかにコスパ悪い。
5千円くらいが適当ですよ。

でも気になるんです。
どうしても!


・狙い目のパワーメーター

3万円のセンサーと言ってるのがこちらです。
4iiii PRECISION (コインバッテリー仕様)パワーメーター シマノR7000 左クランクのみ 【国内正規品】

Amazonの説明にこうあります。

Shimano R7000 105の左クランクに「4iiii」(フォーアイ)のコインバッテリー式パワーメーターが付いています。
クランクの歪から+/-1%の精度でパワーを測定
CR2032コインバッテリー仕様
パワーメーターのサイズ:37.7x276x9mm パワーメーターの重量:9g
完全防水 ANT+、Bluetoothとの互換あり

自分はサイコンのレザインGPSを使っています。
レザインにはパワー系の表示が用意されています。
ANT+とあるので間違いなくレザインGPSと繋がります。

ちょっと気になったので最近の格安GPSサイコンを調べてみましたが、パワーメーターに対応しているものが少ないので購入には注意が必要ですね。


・より良いパワーメーター

8万円台ですが、もっと良いパワーメーターがあります。
ファベロ Assioma DUO ブラック 94mmx96mm

左右のペダルにパワーメーターが組み込まれています。
左右にセンサーが付いているので左右のバランスがわかります。
効き足だけ強く漕いでるとかありそうですもんね。


・終わりに

どうも自分は「パワーを上げたい」というよりは「より低いパワーで走りたい」という欲求が高いみたいですね。
あと、ネットで見かける意見で「パワーメーターは楽しい」という言葉がありました。
楽しいのはいいですね。
それだけで十分購入動機になりますよね!