パワーメーターを買いました
辛抱堪らず4iiiiのパワーメーターを買ってしまいました。
4iiii PRECISION (コインバッテリー仕様)パワーメーター シマノR7000 左クランクのみ 【国内正規品】
105の左クランクにコインバッテリー式パワーメーターが付いている製品になります。
デュラエース用、アルテグラ用はそれなりに高くなりますが、将来アップグレードするためにパワーメーターだけ先にデュラエース用、とかも考えられますね。
本格的なパワーメーターがかなり安く手に入るという事で興味本位で買ってしまいました。
・中身の確認
箱の中には本体、日本語のクイックスタートガイドと注意書きが入っていました。
電池はコイン電池の2032型ですが、初めから付いてました。
パワーメーターについて、まったくの勉強不足ではありますが、とにかく愛車に付けちゃいましょう!
・パワーメーターの取り付け
このパワーメーターはクランク一体型となっているので、取り付けるにはクランクを交換する必要があります。
そんなの初めて!
でもどうせ簡単なんでしょ?
という訳で勢いで作業を始めちゃいます。
・クランクの取り外し
既存のクランク(下)とパワーメーター付きクランク(上)。
これを交換する訳です。
レンチで六角穴付ボルトを緩めます。
これで外れるのかな?と思いましたがビクともしません。
調べるとクランク取付ボルトというプラスチック製の特殊なボルトを外す必要がありました。
シマノ(SHIMANO) クランク取付ボルト(Bタイプ:16mm) Y1N218000
しかもそれを外すにはこれまた特殊なクランク取付工具が必要らしいんです。
シマノ(SHIMANO) クランク取付け工具 TL-FC18 (ドライバータイプ)
プラスチック製のは300円しないので買っても良いのですが、問題はそこではありません。
もう作業を始めちゃったのです。
今すぐ外したい!!
なんとかして外したいのですがネットで良い情報が得られませんでした。
ボルトを良く観察します。
星みたいなギザギザした穴が開いてます。
このギザギザどこかで見たことある...
12角のソケットレンチに似ている...!!
12角のソケットレンチとは六角ボルトを効率よく回すためのレンチです。
という事は逆に六角ボルトの頭をはめてそいつを回せば良いじゃない!
なんとかなりそう。
しかし六角ボルトの目安は14~15ミリ。そんな大きなボルトは在庫していません。
工具箱を漁っている時に目に入ったのが「ペンチ」。
先の細い「ラジオペンチ」ではなく幅広の「ペンチ」です。
なんとなくサイズ感ぴったり。
突っ込んだら簡単に回りました。
外すのも締めるのもこれ一本でOKです。
ペンチが無くても幅が14~15mmの板があれば回せそうです。
割り箸を束にして突っ込んでもイケそうです。
シマノ(SHIMANO) プレート FC-T661 FC-S500 FC-R700 FC-R565 FC-R563 FC-R553 Y1GE98050
クランク脱落防止用のプレートを外しました。
ちょいと持ち上げるだけでもいいそうです。
クランクはスポッと抜けました。
苦労してペダルを付け替えました。
左クランクなので左ネジなんですよね。間違えて締め込んでしまいました。
・パワーメーター(クランク)の取り付け
パワーメーター付きのクランクを差し込みます。
取り付け角度を間違えたらどうしよう?と不安でしたが、間違えないような溝切がしてありました。
クランクを差し込んだらクランク取付ボルトをねじ込みます。
そしてトルクレンチで左右のボルトを交互に締めていきます。
締めつけトルクは12~14N・mで行います。
ハイ、交換終了!
・購入前の注意点
取り付けてから気が付きましたが、クランクとチェーンステイの間にパワーメーター用のクリアランスが必要です。
少なくとも10mmはないとキツそうです。
確かめてからポチらないといけませんね。
・サイコンとの接続
サイコンはレザインスーパーGPSを使用していますが、接続出来ました。
サイコン側のボタン操作が分かりづらいんですが、スピードメーターとかと同じ操作で大丈夫です。
ただし接続後にさらに設定があるんですが、キャリブレーションだけができました。
キャリブレーションとはこの場合、気温による歪の誤差を修正する作業になります。
あと、ケイデンスセンサーが不要になります。
パワーメーターにケイデンスセンサーが内蔵されていて、パワーメーターが接続されていればサイコンの方でケイデンスを表示してくれます。
・終わりに
さて、このパワーメーターを生かすも殺すも自分次第。
勉強して使いこなしたいと思います。