レザインGPSとパワーメーターで出来る事

 

よくよく調べもしないでパワーメーターを買ってしまいました。

使いこなす為には色々勉強しなくてはいけません。

そこでまず、GPSサイコンであるレザインGPSとパワーメーター4iiii PRECISION(左クランクのみ)で出来る事を検証したいと思います。

 

 

・レザインのマニュアルをチェック

 

レザインのサイトやマニュアルでは何が出来て何が出来ないのかよくわかりません。

何しろ言葉の意味が分からないんですから。

サイコンとして表示できる項目の羅列はあるので、その中でパワーメーターと関係ありそうなものを抜き出してみます。

 

・表示できる項目

 

・10秒パワー
・3秒パワー
FTPパーセント
・Intensity Factor®
・Lapパワー
・Normalized Power®
・Training Stress Score®
・パワー
・パワーゾーン
・パワーゾーン タイム
・パワーバランス
・ペダルスムースネス
・左右トルク効力
・平均パワー

 

結構な項目数ですね。
全てが必要という訳では無いんでしょうが、表示されるかどうかは確認しておきたいです。

 

・表示させてみる

 

スマホアプリで表示を変えて実験してみました。

・10秒パワー
・3秒パワー
FTPパーセント
・パワー
・パワーゾーン

これらは問題無く表示されました。
残りはゼロ表示のままか、ゼロすら出ない状況でした。

 

・ちょっと考えてみる

 

ゼロ表示されているものは見込みあり。
ゼロ表示もされていないのは左右に関係あるものでした。

・パワーバランス
・ペダルスムースネス
・左右トルク効力


上記3項目は左右に1つづつパワーメーターがないと機能しないもののようです。
これらは今回諦めます。

 

・各種指標の関連性

 

残りの項目で以下の物は関連性がありそうです。

・Intensity Factor(IF)…運動強度
・Normalized Power(NP)…標準化パワー
・Training Stress Score(TSS)…疲労
・平均パワー


調べた所によると計算式的に「平均パワー」が出ていれば他は自動的に算出されそうです。

運動強度は標準化パワー割る限界パワー(IF = NP / FTP)
標準化パワーは平均パワーから算出
疲労度は運動強度の積み重ね(TSS100=IF1.0)

(限界パワー(FTP)は別途計測してアプリから入力しておかなければいけませんが、あらかじめ仮の値が入っています。)

何故「平均パワー」が出ないのか。
平均パワーには区切るためのタイム計測が必要だと考えました。
タイムを表示させてみるとまったくカウントされていない。

 

タイムをカウントさせるには記録を始めなければいけないんですね。

記録を始めたら平均パワーを始めIF,NP,少し遅れてTSSも表示されました。

 

・残りの項目

 

LapパワーはLap(周回)を指定すれば表示されると思います。
パワーゾーン タイムは記録を始めたら出ました。

 

・表示項目の意味

 

表示項目の意味を列挙します。

・10秒パワー:10秒間の平均出力ワット数

・3秒パワー:3秒間の平均出力ワット数

・Lap パワー:ラップ中の平均出力ワット数(たぶん)

・Normalized Power®:標準化パワー。運動強度を表せるよう補正したパワー値。運動中にパワー値の上下が大きい時、平均パワーではその時の運動強度を正確に表すことはできない。そこで計算によって、平均パワー値に補正を掛けて、実際に身体にかかっていた生理的負荷をパワー値で表せるようにしたもの。

・パワー:出力ワット数

・パワーゾーン:FTPから求められたパワーゾーンのレベル数

・パワーゾーン タイム:ゾーン毎の継続時間

・パワーバランス:左右の脚のパワーバランス

・ペダルスムースネス:ペダリング中の左右の脚がどれほど均等にパワーを発生しているかを示す割合

・左右トルク効力:ペダリング中の左右の脚の効率

・平均パワー:(恐らく30秒間の)平均出力ワット数

・Intensity Factor®:運動強度。FTPを基準にした運動強度の目安。FTPを「1」とした時に、比較対象の運動強度がどの程度かを表す。NP(ノーマライズドパワー)÷FTPで計算する。

・Training Stress Score®:TSS=疲労度を表す数値。強度と時間の両方が反映されている。この数値を用いることでオーバートレーニングを防ぎ、トレーニングを適切な負荷の範囲で管理できる。
FTPでの1時間の運動=TSS100=IF1.0。

FTPパーセント:Functional Threshold Power=機能的作業閾値パワー。1時間継続できる上限のパワー値。持久的運動能力の指標として使われる。

 

指標関係の解説は以下のブログを引用させて頂きました。

www.ysroad.net



・感想

 

ちょっと覚える事多過ぎ。

言葉の意味を覚えれば良いってものではなく、それぞれの数値の関係性も理解できないと有効利用出来そうにありません。
あとNP,IF,TSSなどの指標はFTPと呼ばれる「有酸素運動で走れる限界パワー」を計測する必要があります。

これがとても辛そう。

やり方は分かりましたが実行するは気が引けます。
でも近いうちにやる必要はあるんだと思います。
予想される自分のFTPはきっと150くらい?
さて実際はどうなんでしょう。