レザインGPSでのルート作成(後編)

前回「レザインGPSでのルート作成(前編)」としてスマホを使ってのナビゲーションルート作成について書きました。
今回はその後編としてPC(パソコン)を使ってのルート作成について書きたいと思います。

2.PCで作る

PCからレザインGPSのサイトにログインします。

 

 2-1.他で作ったルートを読み込む

ルートラボ(2020年3月末でサービス終了)、Strava、Ride with GPSなどで作ったデータ(拡張子が.GPXか.TCX)を読み込んで、レザインGPSのルートを作成できます。

youhei2018.hatenablog.com

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レザインGPSのナビゲーションはターンバイターン方式と言って、曲がり角で左右どちらに曲がるかを示していく方式です。

.TCXファイルはターンバイターン方式に則したデータで、Ride with GPSで作成できます。
.TCXファイルで作られたルートはレザインのアプリで作ったデータと同様、ターンバイターン方式のナビをしてくれます。

これに対してGPXファイルはターンバイターン方式の情報が無く、レザインGPSに送ってもルート上にいるかどうかを示す「ルートマッピング」のみ表示します。

操作としては以下の通り

・ナビゲーション機能画面にて、「GPX/TCXルートをアップロード」をクリック
・「ファイルを選択」からあらかじめ作成されたデータを選択
・「アップロードする」をクリック
・「私のルート」にアップロードされたルートが表示される
・ここまでの操作でWEB上にルートがあることになるのでスマホの操作に移ります
スマホアプリ"Lezyne GPS Ally V2"を立ち上げる
・左上のメニューからナビゲーションをタップ
・右上のメニューから「保存ルート」をタップ
・PCで作ったルートをタップ
・「GO」をタップ

これでレザインGPSがナビを始めます。

 2-2.目的地を入力して作る

目的地を文字で入力するとルートを作成してくれます。
ルートは3つ作られるので、その中から自分が良いと思ったルートを選択します。
正直ちょっとロングライドには使いずらいと感じたので操作の詳細は省きたいと思います。

 2-3.経由地をクリックでつないで作る

地図上でスタート、経由地、ゴールを設定することでルートを作成してくれます。
経由地は複数設定できます。

操作としては以下の通り

・ナビゲーション機能画面にて、「新しいルート」をクリック
・地図画面になり、操作方法が表示される
・スタート地点で「開始を設定」を選択する
・経由地で「ウエイポイント」を選択する
・ゴール地点で「セット終了」を選択する
・「ルートを計算」ボタンをクリックする
・ルート案が3つ示されるので好きなルートを選択する
・ルートに名前を付けて保存する
・保存されたルートをスマホアプリからレザインGPSに転送する

最後に
レザインGPSでのナビゲーションの持ち味はターンバイターン方式である所です。
それが実現出来るのが専用スマホアプリを使うか、PCでレザインのサイトからルートを作成する事です。
その中で細かく自分の理想のルートが作れると思った方法は以下の2つ。

1.スマホアプリで経由地をタップして作る
2.Ride with GPSで作成した.TCXデータをPCから読み込む

ただし、GOボタンをタップしてもナビが始まらない場合が多々ありましたので、これに関しては今後調査を行いたいと思います。