googleマップで自転車のルート検索が出来るようになりました
これまでgoogleマップでは車、電車、徒歩のルート検索が出来ていました。
しかし自転車に関してはアイコンはあるものの、利用は出来ませんでした。
しょうがないので自分はサイクリングの計画を立てる時、徒歩でのルートを参考にしていました。
しかしついに自転車のルート検索が出来るようになりました。
(地域は全国主要都市に限られていて、関東では東京、神奈川、埼玉、千葉のみで栃木や茨城などはまだ未対応のようです)
試しに荒サイで有名な「榎本牧場」までのルートを検索しました。
候補は3つ出て、一般道を行く最短に近いルートと、荒サイを行くルート、一般道からちょっとだけ荒サイを走るルートでした。
「これよ、これ」
「無料で」サイクリングロードを組み込んでルートを作ってくれるサービスはなかったのでこれはとても有り難いことです。
ルートをよく見ると右岸(東京側)のコースでした。
自分は埼玉側から荒サイに入るので左岸ばっかり走っています。
「でもgoogleさんが言うのならこっちがメジャーなのでは?」
と思い、今回googleマップの実力を確かめるべく、示されたルートに従って走ってみる事にしました。
スマホにナビをさせるのは凄く便利なんですけど、ロードバイクにマウントさせるのはカメラが壊れるリスクがあるんですよね。
だから今回はGPSナビの専用機であるetrex30xにルートを移します。
Garmin eTrex 30x 日本語仕様 city+山岳詳細地図
googleマップから直にGPXデータを取る方法がわからなかったので、RideWithGPSを立ち上げて、スマホを見ながらポチポチとルートを作ります。
ダウンロードしたデータをetrex30xに転送します。
後で調べたら自動でGPXデータを作ってくれるサービスがあるようです。
Google MAPのルートをgpxファイルに変換する方法 - michael3さんの日記 - ヤマレコ
試したらすごく簡単にできました。
では早速出発です。
荒サイに行き着くまでも普段通らないルートで新鮮でした。
長い長い橋を渡って右岸に出ます。
こないだディズニーランドに行ったときも感じましたが、右岸側は人が多いですね。
とは言っても道幅が広いので危ない感じはしませんでした。
もう一つ気がついたのは「車止め」の少なさですね。
左岸側(埼玉側)は車止めというか「バイク止め」がちょいちょいあって、邪魔なんですが、右岸はそれが少なく感じました。
「いいじゃん、右岸。」
彩湖くらいまではそう感じました。
いや、全般的に良かったんですが、工事が反映されてなくて迂回路がわからなくなったり、途中まで行って引き返す、なんて事もありました。
あとこれはルート選びとあまり関係ないですが、前日まで降ってた雨のせいでARIAに泥が付いてしまいました(泣)。
荒サイは上流に行くほど川沿いに進めずに曲がったり登ったりが多くなります。
そのせいか榎本牧場に着く前にすでに疲れてしまいました。
子牛も見られたよ!
ローディーがとても多かったです。
家族連れかローディーか。2択でしたね。
とても疲れているのですが輪行袋を持ってきてないので何とか自走で帰らなくてはいけません。
googleマップで出た候補で荒サイルートは片道44kmでした。
一般道ルートでは38kmほど。
6km違うなら一般道で帰るのも魅力的。
下流域みたいにただただ一本道を行けるならともかく、泥だらけの田んぼ道を挟む中流域はあまり走りたくない。
「これはもう一般道で帰るべき」
そう判断しました。
しかしパソコンが無いので行きと同じ方法でナビデータは作れません。
gpsサイコンであるレザインGPSでもナビは出来ますが地図が出ません。
それはそれでアドベンチャー感があって良いのですが、疲れてるので今回はパス!
(地図が出るタイプもあります。レザイン(LEZYNE) メガXL GPSサイクルコンピュータ)
そこで役に立つのがetrex30xです。
元々etrex30xはナビ機能があるのでそれを使っちゃおう!ということです。
問題点は2つ。
1つ目はetrex30xは日本語版ではないので日本語入力が出来ないこと。
2つ目は元々自転車用ではないのでどんなルートを選んでくるのかわからないこと。
1つ目に関しては日本語入力が出来ないけども、日本語化はしているので、検索履歴を使って最寄り駅を選択するだけでOKでした。
(この機能を使えるようにするために、一度自宅から最寄り駅を検索しておくことをお勧めします。)
2つ目のルートに関しては大体は良かったのですが、一部外郭環状道路の下道を選ばれたのでそこが走りづらかったですね。
あれの本線は恐ろしくて自転車では走れません。
操作は以下の通り
検索→検索履歴→最寄り駅を選択
しばし考え込んだ後、ルートを示してくれました。
etrex30xのナビ機能はほとんど使った事がなかったのですが、なかなかの感動モノでした。
まず地図を自動で縮尺を変えて曲がり角は矢印を出してくれる。
そしてその曲がり角に差し掛かる前にビープ音で知らせてくれるんですね。
道をロストしてしまってもカーナビのようにリルートしてくれます。
家の近くになって知ってる道が出てきたのでナビを無視して走りましたが、それでもきっちりリルートしてました。
ARIAが見れる所で昼食。
昼食中にカマキリが止まってた。
良い感じの遊歩道で一休み。
後日、再びetrex30xを使おうとしたら、ナビが継続中でした。
消し方が分からなくて往来で自転車のハンドルをポチポチ押してる変なオジサンとなってしまいました。
忘備録として消し方を書いておきます。
検索→ナビを中止する
googleマップがまたまた高機能になりうれしい所です。
栃木、茨城、山梨、群馬あたりも範囲に入れてくれるとロングライド計画が楽になるってもんですよね!