ルートラボの代わりとしてのRide With GPS

2019年7月にロード乗りには衝撃のニュースが流れてきました。
ルートラボが2020年3月末で終了するというのです。


ルートラボ」は、サイクリングのルートを簡単に描いて公開できるサービスです。
地図上の道路をマウスでクリックしていくと道なりに線を引いてくれて、距離や高低差のデータも出してくれます。
これでルートを作ってサイクリング仲間にLINEしたり、ハンディGPSetrexに転送してナビに使っていました。


そのサービスが無くなるというのは大ダメージです。
すぐに代替サービスを探さなくてはいけません。
ネットで検索すると「Ride With GPS」というサイトが自分の使い方に合ってると感じたので早速試してみました。


ここからはRide With GPSでルートを作成してetrex用のGPXデータを作成するまでの操作を説明します。


Ride With GPS


トップ画面

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サイトは英語で出来ていて日本語を選べないのですが、chromeの日本語翻訳機能を使うと英語が苦手な人でもかなり分かり易くなります。
検索窓内のアイコンをクリックすればいつでも英語と日本語の切り替えができます。

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以後日本語画面で説明していきます。

 

ログイン画面

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ハンドルネームとメールアドレス、パスワードを用意出来ればアカウントが作れます。
無料コースと有料コースがありますが、無料コースでも十分に活用できます。


ダッシュボード画面

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「ルートプランナー」と書かれたリンクをクリックするか、「ルートを計画する」というボタンをクリックします。


ルート作成画面

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1.クリックして
 「道をたどる」を選ぶとルートラボの「道ピタモード」と同様に道なりにルートを引きます。
 「線を描く」を選ぶとルートラボの「直線モード」と同様に道の無い箇所も直線を引きます。


2.最適化する
 歩く、サイクリング、運転する、の3モードがあります。
 Ride With GPSの地図はGoogle Mapを使っているらしくサイクリングには未対応です。
 ですからここでもサイクリングを選んでも使えません。
 自転車には「歩く」モードがいいです。


3.地図画面
 地図上をクリックしていくとルートを引いてくれます。
 画面を見ていただくとわかるかも知れませんが、サイクリングロードをトレースしてくれています。
 ルートラボはサイクリングロードはトレースしてくれなかったのでこれは良い機能ですね。
 道をクリックしていく上での注意点は、「曲がり角の先を」クリックしていくことですね。交差点をクリックするとサイトに注意されます。
 あと店の情報とかが書かれたマーカーが結構邪魔なので避けてクリックした方がいいです。


 4.Undo,Redo
 「元に戻す」がUndoですね。これは英語の方が分かりやすい。
 クリックして出来たポイントを一つ消すときに使います。ルートラボと操作が違いますが、こちらの方がWindowsのオペレーションに近いと思います。


5.地図をクリア
 作ってる最中のルートを全て消したい時にクリックします。ルートラボのごみ箱アイコンのルートをクリアと同じです。


6.保存する
 作成したルートをWeb上に保存するボタンです。
 こちらで保存してダッシュボードと呼ばれる画面でルートを呼び出し、共有やデータ変換が出来るようになります。


ルート保存画面

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ルートに適当な名前を付けて保存しますが、「誰がそれを見ることができますか?」という項目で「誰でも、それは公開されています」か、「私だけです、それはプライベートです」を選んで公開・非公開を決められます。


ダッシュボード画面

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画面左上にあるアイコンをクリックするとダッシュボードに移動します。
「ルートと乗り物」に保存したルートが表示されるのでクリックします。

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左上にあるメニューから「もっと」をクリックしてプルダウンしたリストの中から「ファイルとしてエクスポート」を選択します。

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出てきたダイアログから「GPXトラック(.gpx)」を選択し、「Download.gpx File」をクリックします。
するとWebで保存するときに付けた「名前.gpx」ファイルがダウンロードされます。

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次回からはワンステップ省略してダウンロード出来るようになります。
そうしてダウンロードしたgpxファイルをetrexに転送した状態です。

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これでルートラボが無くなってもetrexを活用するのに問題なさそうです。

Ride With GPS