ガーミンエッジ530のコースナビ
ガーミンエッジ530を導入しました。
530はスタンダードモデルで、入門モデルの130Plusとの大きな違いは「地図付きのナビゲーション」です。
自分は今までガーミンのetrex30xをナビゲーションツールとして使っていました。
サイコンはスピードや距離、ケイデンスや心拍数を常に表示してもらいたいからです。
レザインGPSはルート案内をさせてしまうとサイコンとしての情報表示がおろそかになる弱点がありました。
エッジ530はどうでしょう。
東京湾一周ではどんなものかわからなかったので、etrex30xと併用して使ってみました。
結果としてはエッジ530だけあればetrex30xは不要なのでは?と思える出来でした。
ルート上を走っている時はスピードや距離などサイコンとしての表示をしています。
しかし、曲がるポイントに近づくと画面が地図に切り替わりナビらしい仕事をしてくれるのです。
etrex30xは軌跡を表示させる時は曲がり角の案内はしてくれません。
なのでちょくちょく画面をチラ見する必要がありました。
(ルート機能を使えばナビしてくれますが、好きな道を選べないので使ってません)
このガーミンエッジ530のルートナビで困った事が2つあります。
1.リルートしてくれない。
2.経由地の表示方法が分からない。
1のリルートとはコースを外れた時に新たなコースを作成する機能です。
エッジにはこの機能があると書いているのですが、実際に走ってみると強引に元のコースに戻そうとしてきました。
コースはパソコンのガーミンコネクトで作り転送しました。
このやり方では自分が思うようなリルートをしてくれないのでしょうか?
この辺りは今後調べていきます。
2の経由地についてですが、一つの方法を見つけたので試したいと思います。
まずここで言う経由地とは何か。
ここの所、近所のお寺巡りをしています。
一日に何寺も巡るので、各寺を結ぶルートを作成してetrex30xにナビをさせていました。
こういう寄り道地点を経由地と呼びます。
普通のサイクリングではご飯を食べたいお店を経由地として登録すれば行き過ぎてウロウロすることも無くなります。
ガーミンコネクトではこの経由地の事を「コースポイント」と呼んでいます。
ルート作成時にコースポイントを登録すればエッジでアラート表示してくれるようです。
では実際に経由地有りのコースを作ってみましょう。
1.ガーミンコネクトのサイトにログインする。
2.メニューからトレーニング→コースを選択
3.コースの作成→コースタイプの選択→続行
4.地図上でスタート地点をクリック
5.次の地点をクリック→ルートが出来る
6.コースポイントを追加するをクリック
7.タイプを選択しタイトルに経由地の名称を入力する
8.コース線上をマウスでクリックしてコースポイントマークを付ける
9.ポイントを保存をクリック
10.経由地の数だけ操作を繰り返す
今回は79番から88番を巡るコースに各お寺の名前をコースポイントとして入力しました。
紫の旗のアイコンがコースポイントマークです。
ではこのコースデータをエッジに転送して実地試験をします。
79番妙光寺が見える場所まで来ましたがアラート表示はありません。
門の前で止まって様子を見ているとやっとアラート表示が出ました。
「ビビビ」と音がして画面下に黒地に白文字で「妙光寺」と出ました。
「キタコレ!」と写真を撮ろうとしましたが、スマホを構えている内に消えてしまいました。
「消えるの早いよ!」
他の寺での写真を載っけておきます。
使ってみての感想です。
正直かなり微妙。
紫の旗を立てた場所にかなりシビアに近づかないとアラートが鳴りません。
もうちょっと手前から表示してくれて、それが長く持続してくれないと気が付かない可能性が高い。
今回10寺巡りましたが1寺ロストしました。
仕方ないのでスマホで場所を調べて戻りました。
確かに通った覚えのある道でしたし、門構えも見た記憶があります。
しかしその時は色合いから「神社があるなあ」くらいの認識しか出来ませんでした。
(お寺と思わなかった)
この「通り過ぎてしまう」事はなんとしてでも避けたいのですが、何とかならないものでしょうか。
「次の経由地まであと何キロ」みたいな表示ができれば大丈夫だと思うのですが。
他の方法
エッジにはポイント登録と言う機能があります。
そしてナビゲーション時に目的地を「保存されたポイント」から選ぶことが出来ます。
例えばお寺の位置を登録しておいて、着いたら次の目的地を呼び出すようにすれば通り過ぎることもないでしょう。
しかしこのポイント登録が鬼大変そうです。
エッジ本体で操作をしなければならないのですが、530はボタン式なので非常に操作性が悪いのです。
ガーミンコネクトで出来ればパソコンかスマホが使えるのですが、どうも出来ないようです。
でも経由地が2~3カ所であれば有効な手段かと思います。