レザインGPSのUSBキャップが取れた!

GPSサイコンとしてレザインGPSを使っているのですが、先日その部品であるUSBキャップが取れてしまいました。

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USBキャップとはレザインGPSの充電やパソコン接続のためのUSBポートを塞ぐためのゴム製の部品です。
前々から切れかかっていたので時間の問題とは思っていたのですが、年末のライドから帰ってきたら無くなってました。

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修理するにはGPS本体を分解する必要があり、素人では無理っぽいです。
レザインの日本販売代理店であるダイアテックさんのサイトによると

■USBキャップに関する不具合
修理対応となります。ご購入店様へご相談ください。

とありました。
ご購入店様と言われてもアマゾンだし、どうしたらいいのかよくわかりません。

同じダイアテックさんのサイトに修理依頼フォームがあったので、こちらから依頼するのが良いのかもしれません。
LEZYNE GPS お問い合わせ・修理依頼フォーム

でも実はあのキャップには不満もあったんですよね。
なんかちゃんと嵌められなくてちょっと浮いてるし、2年後また同じところで切れそうで。(改良されてるようですが。)

 

そこで今回は自分で何とかしようと思い立ちました。

 

要は雨水や土ぼこりが防げればいいんでしょ?

まず思いついたのがコーキング用のシリコーン

最初柔らかいのに固まるとゴムのようになるので理想の素材です。
ただ家に在庫が無いのと、最初が柔らかすぎてUSB端子が詰まる恐れがあるので諦めました。

 

次に思いついたのがエポキシパテ。

2種類の粘土状のパテを練って形を整え、時間が経つと硬化するものです。
でも元々接着剤であり、剥がれなくなる恐れがある事と、硬化後が硬すぎるのがネックでした。
キャップ周りの構造上ゴムのような弾力が必要になるのです。

 

最後に思いついた、というか思い出したのがオーブン粘土です。
オーブン粘土と言うのはプラスチック製の素材で、オーブンで焼くと固まるという手芸用の粘土です。
焼くと基本カッチカチに固まってしまうのですが、変わり種でゴムくらいの硬さになるものもあり、それを買ったものがまだ家に残っていたのです。
同じものをアマゾンで探したのですが売って無かったので、代替品としては

100均のシリコン粘土

または

エジソン シリコンねんど

が、使えると思います。

では早速作ってみましょう。

・1cm2程度の粘土を練って柔らかくします。

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・レザインGPSのUSB周りに剥離剤としてシリコーンスプレーを綿棒で塗ります。

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・USB穴とキャップを引っ掛けるツメを埋めるように粘土を詰めて形を整えます。

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・そのまま引き剥がすと粘土が柔らかくなっていて形が崩れやすいのでちょっと冷蔵庫で冷やします。

・形が崩れないように慎重に外します。ちょっと崩れても指で修正しちゃいます。

・粘土の説明書通りオーブンで焼きます。今回は130°で15分でした。

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・バリを取って完成

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割とキッツキツに出来上がりました。

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水に漬けちゃダメだろうけど、きちんと嵌ってない無い純正品よりましかも知れません。


ただ固まった粘土の耐久性が気になります。
接合部が粉吹いて見えるので粘土表面が削れてるのかも。
早急にシリコン粘土でも試したいです。