落車によるケガ

自分は幸いにして自転車で大ケガしたことは無いんですが、いつも走ってる仲間は皆何かしら大ケガをしています。


一番の大ケガは藤やん。
季節は秋で皆で紅葉でも見に行こうと川越から飯能辺りの紅葉スポットを目指して入間川サイクリングロードを走っていた時です。
土手上の道が行き止まりになっていたので少し戻って土手を降りる道に曲がりました。
行き止まりの手前から曲がればなんてことのない分かれ道なのですが、間違えて引き返した場合、とんでもなく鋭角なカーブになるのです。
自分は外側を大回りで曲がったので無事に通れました。
しかし、藤やんは内側から曲がろうとしたとたん前輪がジャックナイフのように曲がり前進が出来ずにコケてしまったのです。

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スピードが出ていないので立ちごけのようなものですが、ころんだっきり起き上がってきません。
意識はあるようですが、相当痛そうです。
ヘルメットを見ると側面が割れてしまっています。
しばらくすると起き上がり、さらに立ち上がりましたが相変わらず痛そうにしています。
「骨でも折れたんじゃないか?」と確認したんですが、そうではないと否定します。
しかしよく見ると明らかに片方の肩が下がってる。
「これ鎖骨が折れてると思うよ。救急車呼ぼうぜ。」と提案するも救急車を嫌がります。
近くに実家があると言うのでタクシーを呼び、自転車はみんなで輪行袋に詰めて送り出しました。

で、まあやっぱり骨折だったようで入院してしまいました。
(一度会社に出社し入院する旨報告してからの入院だそうで)
みんなでお見舞いに行って聞いたんですが、鎖骨だけじゃなく肋骨も折れたようで、しかも折れた肋骨が肺に刺さる大怪我でした。
それでも半年後くらいにはロードバイクに復帰してたし後遺症とか無くてよかったです。
落車怖いですねー。

 

次の落車は同じ日に起きました。
藤やんがコケたのはコースの序盤も序盤だったので、「皆さん走ってきて下さい」との本人の弁に押されてそのままサイクリングを続けたのでした。
登ったり下ったり曲がったりの山道に入った所で信号が赤だったので停まりました。
すると後ろでガシャンと音がしたので振り向くとhiroさんが落車してました。
本人曰く白線上の落ち葉を踏んで滑ったようです。
またしてもヘルメットの側面が割れていました。
首の痛みが出た他は指を打撲した程度で藤やんほどのケガではなさそうでした。
しかし「このライドは呪われている」と断定しゆっくりゆっくり慎重に戻り、最寄り駅で輪行お開きとなりました。
hiroさんは数カ月は首と指の痛みに悩まされていました。

 

次はマッサンのケース。
マッサンは子煩悩すぎてなかなか我々のライドと予定が合わないんですが、一人では走ってるようです。
なのでこれは治ってから聞いた話ですが、落車して鎖骨を折ったという事です。
落車した原因は猫を避けるため。
コース上から一度は逃げていった猫が急に戻ってきて避けそこねたと熱弁しておりました。
自分も良く使う芝川サイクリングロードに猫がたくさん居るんですよね。
路面の勾配で見えない状態から急に現れて肝を冷やした事があります。
散歩してる犬も要注意ですね。
徐行して通り過ぎるのがいいでしょう。

 

最後にノブさん。
荒川沿いの公園である彩湖の近くに住んでいて、公園内のコースをよく走ってるそうです。
僕も何度か通りますがチーム練している方たちが多いですね。
邪魔にならないように隅っこをゆっくり走ってます。
まあそんなコースを走っていたらカーブでコケてしまったそうです。
肋骨にヒビ。

タイヤがパンクしていたそうで、どうもカーブを走ってる最中にパンクして、タイヤのグリップが効かなくなったのが原因ではないかと語っていました。
一ヶ月後にグループライドの予定を立てていたのですが、行けるかどうかわからないとおっしゃるので、どうか休んで下さいとお断りしました。

 

いやー、落車って怖いですね。
ロードバイクはママチャリに比べると乗ってる位置が高いですから、転んだだけでも強く地面に叩きつけられます。
肋骨がやられるようです。
僕は藤やんの件があってからサイクリング時は健康保険証を携帯するようになりました。
あとヘルメットは大事ですね。
藤やんやhiroさんはヘルメット被ってなかったら相当強く頭を打ってるはずですからね。
ロードバイクに乗る時は必ずヘルメットを被ってはいますが、その大切さをまざまざと見せつけられました。