ロードバイク用携帯型スタンド
最近ロードバイク用の携帯型スタンドを探しています。
それというのも先日書いた「関東南東部八十八か所巡り」のためなんですね。
去年、「草加市神社仏閣巡りライド」というものをやりました。
神社仏閣の前でロードバイクを入れて写真を撮ったのですが、立たせるのに苦労しました。
ロードバイクを立て掛ける場所があることが優先で、写真の構図なんてあったものじゃありません。
地面が砂利だったりするとタイヤが滑り倒れます。
生け垣のような柔らかい壁にもたれさせるのも倒れやすいです。
安定させたと思っても風が強いとあっという間に倒れます。
倒れるとロードバイクに傷が付きます。
神社仏閣巡りライドでは何度も倒したせいで、チェーンが外れバーテープのエンドキャップを紛失してしまいました。
そうなると分かっていて、無策で「関東南東部八十八か所巡り」に臨むわけにはいきません。
そこで携帯用のスタンドを探す事にしたのです。
候補1.りょうちん(Ryochinn) めだたんぼー 自転車撮影用携帯フォトスタンド
「めだたんぼー」という名前からわかるように撮影するときに「目立たない」ことを主眼においた製品ですね。
ロードバイクをカッコ良く撮りたい時に有効だと思います。
そして重量が40gで、しかも分解が出来るので携帯性が抜群です。
後輪の軸に金具を付けておいて、スタンド使用時にシャフトを金具に挿し込んで使います。
安定性は良さそうですが、金具の部分がクイックリリース用に出来ていて、ディスクブレーキ用のスルーアスクルには対応していませんでした。
重量は60gで軽量です。
候補3.MINOURA(ミノウラ) PHS-1 バイクレスト 折り畳み式軽量スタンド
ノグチのワンタッチ簡易スタンドが後輪の軸を支点にするのに対して、こちらはシートチューブのボトルケージを支点にするタイプです。
ですのでスルーアスクルでも関係なく使えます。
重量も115gと軽量で、バイクに括り付けられるようになっています。
ここまでは軽量で携帯性にも優れているので遠出の時には有効だと思います。
ただ問題となるのはどれも棒一本で斜めに支えるので安定感に欠けるという事です。
縁石に立てかけるよりは全然マシですが、風が強い時は不安です。
そこでここからは軽量、携帯性には欠けるが安定性の高いものをチョイスします。
候補4.SUPER B(スーパービー) ストレージスタンド 1915
後ハブ軸を挟み込んで後輪を持ち上げるタイプのスタンドで、ロードバイクのメンテナンススタンドとしては最もメジャーな形だと思います。
クイックレリースにも、スルーアクスルにも対応した新しいタイプです。
重量は660gでこれまでのものに比べると激重い。
風で絶対に倒れない、とは言い切れませんが、これが倒れるような風ではそもそもサイクリングなんかできないでしょう。
実はこのタイプ、苦手なんですよね。
不器用なんでしょうか。後輪を軸に嵌められなくてうだうだしてる間に自転車が倒れそうになるんです。
スタンドで立てるために転倒させていてはまさに本末転倒です。
候補5.MINOURA(ミノウラ) DS-532 600L ・チェーンステイ/シートステイフック式スタンド
シートステイとチェーンステイをフックに引っ掛けるだけでバイクを立たせることができるスタンドです。
実はこれの旧タイプのものを普段から使っています。
候補4に比べるとグラグラしますが、倒れるようなことはありません。
重量は1.1kgと更に重い。
既に持ってて愛用しているので、「MINOURA(ミノウラ) DS-532 600L ・チェーンステイ/シートステイフック式スタンド」をリュックで背負って持っていきます!
と思いましたがやはりさすがに重過ぎかな?と思い直しました。
「これはもう自作するしかない!」
「安定性が高く、軽く、運び易い。
そんな夢の携帯スタンドを自作するんだ!」
次回、「ロードバイク用携帯スタンドを自作する」に続く。