レザインGPSのキャップ修理
以前、同様の内容でGPSサイクルコンピューターであるレザインGPS(LEZYNE GPS)の修理の事を書きました。
何があった?
しかし、つくば辺りで落としてしまったようで、しばらくそのままやり過ごしてました。
前回は「焼いて固めるゴム粘土」的なもので作りましたが、材料があまり一般的で無い。
そこで今回は「おゆまる」的なもので改めて作ることにしました。
ヒノデワシ プラスチックねんど おゆまる300 7色 OO-300 7個入
「おゆまる」は粘土の一種なんですが、平熱時は硬いゴムのような性状をしています。
それを熱いお湯に漬けておくと柔らかくなるので、冷める前にかたちを作れば出来上がり、といった代物です。
レザインGPSの場合、ゴムの有った所に熱い「おゆまる」を押し付けて冷めるのを待てば出来上がりなので、作業が簡単そうです。
そもそもどんな修理か
レザインGPSはUSB端子を隠すためにゴム製のキャップが付いてますが、根っこの部分が本体内に固定されています。
この根っことキャップをつなぐ部分がちぎれてしまうと、直すのに本体を分解する必要があるためメーカー修理となります。
メーカー修理は面倒くさいし、元々キャップが閉まりづらかったので、自分で良いようにキャップを作りたいと思います。
どんなものを作ればいいか
レザインGPSのキャップはUSBポートがあるくぼみに嵌る部分と、キャップを固定する爪に引っかかる部分で出来ています。
この3箇所がきっちり埋まるように柔らかい「おゆまる」をねじ込んでやれば後は適当に形を整えてやれば良いのです。
材料調達
近所のホームセンターに「おゆまる」を探しに行ってみましたが、ありませんでした。
次いで100円ショップのザ・ダイソーに行きました。
粘土のコーナーには有りませんでした。
工作的なコーナーにも有りませんでした。
でも手芸のコーナーに有りました。
当然名前は違いますが、使い方は同じ。
近くに売ってない場合はAMAZONで「おゆまる」をポチるしかない!
ヒノデワシ プラスチックねんど おゆまる300 7色 OO-300 7個入
実践
では実際に作ってみましょう。
用意するもの
おゆまる
カッター
熱湯
氷水
割り箸
キッチンペーパー
キャップの取れたレザインGPS
手順
まず、「おゆまる」を必要な分量だけカッターで切ります。
本当に必要なザイズは2~3mmといった所ですが、それだと指でさわってるうちに冷めてしまうので5~10mm程度が適当でしょうか。
結構硬いので丈夫なカッターを使ったほうが怪我がなくて良いです。
お湯と氷水を用意します。
お湯は80°ということですが、アバウトで大丈夫。
3分待ったら割り箸で取り出してキッチンペーパーで水気を取ります。
ティッシュペーパーだと破れてくっ付きやすいです。
冷めないように手早くレザインGPSのUSBポートに押し付けます。
爪の所に噛むようにグイグイと押し付けます。
後はなるだけ雨水が入って来ないように形を整えます。
冷めて硬くなってきたら外して完成です。
氷水に入れると早く固まります。
形が気に入らなかったら、お湯に漬ければ何度でもやり直せます。
固定力は高いですが、本体とつながっていないので、無くすことはあると思います。
だからあらかじめ沢山予備を作っておくと良いですよ。