LEZYNE SUPER GPSを使ってみて

以前LEZYNE SUPER GPSを買ってすぐの記事を書いたんですが、使い始めて半年ほど経ったので改めてレポートしたいと思います。
LEZYNE SUPER GPS(以下LEZYNE)を使い始める前はSIGMAGPS機能の無い機種を使っていました。
ケイデンスや心拍数もわかる優れものだったのですが、ボタンが壊れてしまったので急遽新しいサイコンを探すことにしました。


サイコンと言えば速度と距離くらいが分かれば良いならCAT EYEなどからワイヤレスのものが2~3千円で買えます。
しかし今はサイコンもIT化が進んで自分の走りをデータ化してPCやスマホを使って多角的に分析することが簡単に出来るようになっています。


その先鋒を走っているのがGARMINのサイコンGARMIN EDGE(ガーミンエッジ)です。
色々ブログを読んでいると「結局最後はGARMIN EDGEに行きつく」という結論ではあるようです。


しかしGARMIN EDGEはお高い。
一番人気かなー?と思われる「GARMIN(ガーミン) Edge520J センサーセット」で5万円近くします。
消費税分で先程のワイヤレスサイコンが買えてしまいます。
レーニングやデータ収集に重点を置いたモデルということですが、自分のようにスピードを追い求めないものにはやはりオーバースペック過ぎるのです。
1万円台で買える「GARMIN(ガーミン) Edge25J エッジ25J」もあるのですが、いかんせん表示画面が小さすぎて一度に見れる情報が少ないんじゃないかという危惧があります。
宝くじでも当たったら「GARMIN ガーミン Edge エッジ 1030セット」でも欲しい所ですかね。
当たらないから買いませんけどね、宝くじ。


そこで予算的に候補となるのが以下のサイコンです。

1.LEZYNE(レザイン)
1万~2万円台
空気入れなどで有名なアメリカのメーカー。
低価格で高性能なGPSサイコン。

 

2.BRYTON(ブライトン)
1万円~3万円台
大手GPSメーカーから独立した台湾のメーカー。

 

3.Xplova(エクスプローバ)
2万~5万円台
台湾のパソコンメーカーAcerの傘下。
カメラ付きサイコンがある。

 

4.Wahoo(ワフー)
4万円ほど
サイコンを中心とした自転車製品を製造するアメリカのメーカー。
カッコイイので欲しかったがちょっと高い。

 

5.POLAR(ポラール)
4万円ほど
心拍計を主としたフィンランドのメーカー。

 

6.その他
1万円以下
いわゆる中華製だと思われる無名メーカー製。とても安い。

 

WahooLEZYNEで迷いましたが、Wahooは価格的にGarminと変わらないのでLEZYNEにしました。

 

前置きが思いのほか長くなってしまいました。
LEZYNEの話をしましょう。

サイコンをLEZYNEに替えて良かったこと。


1.ライドの記録が残せる。
2.情報が一度に沢山見られる。
3.いざとなったら道案内に使える。

 

1.ライドの記録が残せる。
クラウドに走行記録がアップロードされるのでスマホでもPCでも走行記録が見られます。
本体内センサーにより移動ルート、高度、温度が記録されますが、自分の場合、スピード、ケイデンス心拍計各センサーを付けていますので以下のようなデータが見られます。
(ケイデンスセンサーは途中で電池が切れたようです。)
これがStravaというアプリにもアップロードされます。Stravaはこのようなライドの記録をSNSで共有するアプリです。

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(ちょっと使いこなせていないです。)
そしてこのStravaからライドを立体的な動画にしてくれるReliveにデータを送ってくれます。
今までライド仲間には写真を送るだけだったのですが、このRelive動画も送って喜ばれています。
ReliveはGPS機能を使ってスマホ単体でも記録を残せるはずなのですが、こないだNobuさんが試してみたらあっという間にiphoneの電池が無くなったようで、実用的ではなかったようです。(あくまで1例です)
スピードやケイデンス、心拍数は高度グラフと共に描かれるので勾配とパフォーマンスの比較もしやすいです。
LEZYNEはパワーメーターにも対応しているので将来必要となったら買い足したいと思います。

 

2.情報が一度に沢山見られる。
SIGMAはスピード、ケイデンス、心拍、プラスあと一つ(距離や時間、気温等)が見られたのでなかなか優秀だったのですが、LEZYNEでは最大8種類のデータが一覧できて、項目はスマホアプリから自由に選べます。
現在自分はスピード、ケイデンス、走行距離、タイム、心拍数、高度、勾配の7項目を出すようにしています。

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ボタンを押してページをめくればもっともっと情報が見られるのですが、走行中にサイコンのボタンを押すのが苦手なんですよね。
よそ見をするから危ないし。
自転車ですから何の情報を見なくても乗れるんですが、疲れず長い距離を走るにはスピードやケイデンス、心拍数を出来るだけ一定にして走るのが良いんです。
もちろん全てを一定にはできず、道路状況に応じて一定にしたい項目はころころ変わります。
心拍計を付けてからは心拍数を見ることが多くなりました。
また山に登れば高度や勾配が気になります。
自分が何%の坂を登っているのか。何メートルまで登ってきたのか、わかるのは精神安定上必要な情報だと思います。

 

3.いざとなったら道案内に使える。
これは「レザイン(LEZYNE)Super GPSのナビ機能を試してみた」に書きましたが、LEZYNEにはスマホアプリと連動したナビ機能があるので、ライドをリタイヤして最寄り駅までの道案内として使うのに適しています。

 

外部センサーについて
LEZYNE純正センサー心拍計はありますが、ANT+およびBlueTooth規格でつなぐ機能のあるセンサーならどのメーカーのものでもつながります。
自分は以下のセンサーを使っています。
スピードセンサー
ケイデンスセンサー(スピードセンサーと同じものをモード切替で使い分ける)
心拍計

使っていて楽しいサイコンなので、1~2万出しても良いという方は検討してみてはいかがでしょう。

 

Lezyne - Super サイクル GPS セット