エアロバーを使ってみた感想

エアロバーを取り付けましたという記事で「エアロバーの効果を実証するには少し先の事になりそうです。」なんて言いましたがその舌の根も乾かないうちにちょっと感想を書いちゃいます。

 

結果から言うと、速く走れました。
しかし思ってたのとかなり違うような...

プロ(PRO) ミサイルSベントクリップオン 31.8mm ブラック

特に目的地が無い時にいつも走っている往復40kmのコースがあるんですが、そこを走ってきました。

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そのコースはほぼサイクリングロードを走れるのでエアロバーを使える機会は多かったです。


サイクリングロードの長い直線になったところで、ブラケットポジションからエアロバーに持ち替えてみました。
サイコンを見ると2km/hくらいスピードが増していました。
少し手ごたえを感じたので可能な限りエアロバーを握るようにしました。

 

感じたのは「いつもより速い」ということです。

 

でもそれと同時に「これって追い風なのかも」という疑問も湧きましたが止まって確かめる気にもならず、調子よく走っていきました。
心拍数は高めでしたが特に息が苦しくならないように漕ぎました。
折り返しの20km地点でのタイムを見るといつもよりちょっと速いのかな?程度の時間で、驚くほど時間が短縮している感じはありませんでした。


そして復路。
やっぱり向かい風を感じました。
往路の調子が良かったのは追い風だったからというのが大きかったようです。
復路の速度はサイコンを見ると4~5km/hほど落ちてました。
いつもはもっともっとゆっくり走っているんですが、エアロバーを使っているという気持ちにせかされたんでしょうか、向かい風でもついついスピードを出して走ってしまいました。

上り坂でちょっとトラブルになって足を着いたらなんとふくらはぎを攣ってしまいました。
足が攣るほど頑張って漕いでいたつもりが無かったのでショックでした。
空気抵抗が少ないのでスピードが出る、という訳ではなく頑張って漕ぎ過ぎていた??
痛む左足を庇いながら漕ぎ続けました。
すると今度は右足のふくらはぎも攣ってしまったのです。
なるだけ足に荷重がかからないようにギアを軽くしスピードを落として10数キロを走って帰り着きました。

 

エアロバーを使うと速く走ることができる、ということは体感としてわかりました。
しかし脚が攣ってしまったことで、単純に空気抵抗が減ったからとは言えなくなってしまいました。


空気抵抗以外のどんな要因で速く走れるのでしょうか。
考えられるのは大きな力をペダルに掛けたという事でしょう。
脚が攣ってしまった事からも明らかですし、次の日もあちこちに筋肉痛が出ました。
しかし自分としては極力普段と同じように漕ぐようにしていたつもりです。


違いと言えばエアロバーを握った時の姿勢です。
かなり前のめりになるので重心が前に移りブラケットポジションよりペダルに掛かる荷重が増えてるではないでしょうか。
だから力を使って無いつもりでもほんの少しいつもより力が掛かっていたのかも知れません。

 

帰ってからGPSサイコンのLEZYNE(レザイン)のデータをスマホに転送しました。
LEZYNEのデータは自動でStrava(ストラバ)に転送されるように設定しているのですが、Stravaの表示を見るといつもと違った表示が出て「おや?」っと思いました。

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アチーブメントという項目で自己最高記録が連発していました。
Stravaというサービスをちゃんと理解できて無かったので、これを機会に調べてみました。
このアチーブメントというのは決められた区間に対してある程度の記録が出たら贈られる証しのようなもので、Strava利用者の中での上位者に贈られるものと、自分自身の記録に対して贈られるものがあります。
今回出たアチーブメントは自分自身の記録に対するもので、全部で13個も出て、その内8個が自己最高記録でした。
全体を通してもいつもより10分ほど短い時間で走れています。
だから数値的にも速く走れてるんですよね。

ただ、凄い疲れちゃったんですよね。
走ってるときはそう感じなかったんですが、翌日、翌々日と筋肉痛と疲労が残りました。
スピードは出なくて良いから疲れずに長距離を走れるようになりたいんです。
どうしたらいいのか。
正解はわかりませんが、取り敢えずサイコンをよくチェックして速度が出過ぎないようにコントロールしながら走る事から始めようと思います。