埼玉南東部八十八か所巡り

四国八十八か所巡りって知ってますか?

 

うすぼんやりとは知っていたのですが、「水曜どうでしょう」の「四国八十八か所シリーズ」が好きで興味が出ました。

 

「巡る」というのはロードバイクと相性が良いんですね。
テレビ番組では「小島よしお&狩野英孝のチャリお遍」や「前園真聖 自転車へんろ」が好きでした。
でも、でもでもでも...!

 

四国遠すぎ問題と全長長すぎ問題(1000km以上)があります。
やってみたいけど、そこまで四国にこだわりがあるわけでも無く...

 

関東でも似たような事が出来るんですよね。
「関東八十八カ所霊場」
「秩父札所34ヶ所」

 

ただ新型コロナの急激な感染拡大を考えると更に狭い範囲でのお遍路が求められているんです。

 

たぶん。

 

以前、「草加市神社仏閣巡りライド」を行いました。

youhei2018.hatenablog.com

GoogleMapで「草加市の神社仏閣」で検索した神社やお寺を巡ったのですが、その時に感じたのが、

「神社よりもお寺の方が見栄えが良い

という事です。

 

四国八十八か所も「お寺」という括りなんですね。

 

これは草加近辺で八十八のお寺を巡るプランを立てるしかない!

 

四国八十八か所の場合、正確に言うと「四国にある空海弘法大師)ゆかりの88か所の仏教寺院」なのですが、この際「空海さん」は置いときます。宗派は問いません。
そして「県境」は越えないようにしたいので足立区には行きません。

 

八十八って結構大きな数字だったんですね。
地図を印刷してちまちまお寺を書き込むの大変でした。

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お寺は川口市に多いんですね。
武蔵野線内という括りで良い感じの寺数になりました。

 

草加市役所から一筆書きで巡れるように番号を振りました。
RideWithGPSでルートを作成します。

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ridewithgps.com

 

ルートは全長で102kmにもなりました。
家の近所を100km走るって結構な苦行です。

 

草加市神社仏閣巡りライド」では38kmを5時間で巡ったので102kmでは13時間掛かる計算です。

 

日の長い真夏ならまだしも、冬に「通し打ち」は無理があります。
3~4日の区切り打ちなりそうです。

 

ルートだけではお寺を見逃しそうなので、別途リストを作りました。

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これでお寺をチェックしながら巡ろうと思います。

 

サイクリングで行く場所が無い!という人の参考になれば幸いです。

コンチネンタルグランプリ5000チューブレスを使ってみました

先日やっとこさコンチネンタルグランプリ5000チューブレスの取り付けが完了しました。


空気抜けが怖かったので丸一日タイヤを指で押してチェックしてましたが(時々ね!)空気が漏れてる様子はありませんでした。
この確認をもって取り付けの完了とします。

 

5000TLを取り付ける直前に「Vittoria Zaffiro Pro Slick 700x28c」での乗り心地を確かめるべくちょこっと乗ってみました。

今回は2020年の乗り納めを兼ねて5000TLの乗り心地を確かめたいと思います。

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空気圧

空気漏れは無いと書きましたが、クリンチャー並みの漏れはあります。
5bar入れたものが4barほどに減ってました。

空気を入れようとフレンチバルブの先端を緩めて軽く押し込んだ途端シーラントが噴出しました!
不意打ちを食らってのけぞってしまいました。
バルブの中にシーラントが溜まっていたようです。
乗らない時はバルブが下にくるようにしておくと良いですね。

空気圧は5barとしました。
Zaffiroは6barとしたので低めの設定ですね。
チューブレスは低めの空気圧にしてこそ乗り心地の良さが引き立つものだと考えての事です。

漕ぎだし

漕ぎだしはあまり違いは無かったかな?
そもそも自分自身の体重を入れて70kg近い物をゼロから加速するんだからやはり力は要りますね。
ここはタイヤよりもギヤを軽くして乗り切る場面でしょう。

巡行時

これは違いを感じました。
Zaffiroでは常にペダリングが「重い」と感じていました。
それを補うため、太ももに常に力が入ってるような状態でした。
その余計な力が5000TLでは必要が無い、と感じました。
当初の目的である「走りを軽くする」は果たせたと思います。

乗り心地

乗り心地という言葉の定義としてここでは「地面の凹凸による振動や衝撃の受け方」とします。
わざとアスファルトの割れ目を選んで走りましたが確かに衝撃は減ったように感じました。
正直「絨毯の上を走っているような」みたいな劇的な効果はわかりません。
絨毯の上を走った事ないし。

しかしもっと大きな段差による衝撃は緩和されたと感じました。
クリンチャーなら「ガツン!」ときそうな段差に乗り上げた時「ボヨン!」としかきませんでした。
客観的に伝えたいですけどなかなか難しいですね。

スマホには加速度センサーが付いているので、良いアプリがあれば衝撃度を比較出来たかも知れません。

疲労

Zaffiroに乗った時も5000TLに乗った時も心拍計を着けてサイコンに飛ばして記録していました。
腕時計型心拍計
GPSサイコン
走った距離が全然違いますが、今までやったような心拍数1拍当たりの距離(メートル)で比較しましょう。
・・・と思ったのですが、途中で公園に寄って水鳥を見ていたため、平均速度が異常に低く参考になりませんでした。

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残念!

まとめ

走りが軽くなったことは実感できたので、タイヤを交換したのは良かったと思います。
ただそれがチューブレスにしたからなのか、コンチのグランプリ5000にしたからなのか。
体の調子がたまたま良かっただけなのか、風向きが良い方に向いてただけなのか。
客観的なデータが得られなかったのは残念です。

ただ今まではARIAでのロングライドは気が向かなかったのですが、タイヤを変えたことでイケる気がしてきたのは大きな収穫だと思います。

 

コンチネンタルグランプリ5000チューブレスをマウントしました

 

チューブレスに乗りたくて、「Continental GRAND PRIX 5000 TL」を買いました。

違いを知るために

現在付いてる「Vittoria Zaffiro Pro Slick 700x28c」との違いが知りたくて、一回走ってきました。
実は最近五十肩が再発し、おまけに首を痛めていてロードバイクに乗ってる場合じゃなかったのですが、首が痛いながらも左右に振れるようになったので久しぶりに走りました。
やはり走りが重く感じましたが、ひょっとすると単に「体力が落ちてる」だけなような気もします。

タイヤを外す

さて本題のチューブレスです。
まずはクリンチャーのタイヤを外さないといけません。

ところが...
タイヤが外せません。
タイヤを外すには手順があって、まずタイヤのビードと呼ばれる縁の部分をホイールの溝の中心に「落とす」必要があります。
しかしZaffiroのビードは押しても引いても落ちないのです。

「あれ?タイヤってこんなに外れないものだっけ?」

そんな疑問が生じましたが、ひと月前に前輪のタイヤを外して重さを測り、またハメたんです。

走りを軽くしたい! - ようへいのロードバイク体験記

そんなに苦労した覚えはありません。

今回は後輪から外そうとしましたが、固さが全然違います。
思いっきり指の力を使って外そうとしましたが、指の方がやられてしまいました。

爪が剥がれ指先から血が出て来ました。
爪と肉の間に針を刺されるあの拷問のヤツです。

クリンチャータイヤでこの固さ。
「地獄」という言葉が頭に浮かびました。


にっちもさっちもいかないのでGoogle先生に聞いたらこちらのブログを紹介されました。

blog.cbnanashi.net

こちらでは対処法が17も書かれていました。

そして今回は

5.ローターやカセットを保護した上で(あるいはそれらを外してから)ホイールを地面に水平に置き、タイヤとリムの繋ぎ目近くを踏み付ける

こちらで解決出来ました。

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そもそもビードが短くきつかったのと、そのせいでリムとビードが固着していたようです。

心が折れる

この時点で自転車屋さんに頼もうか」という思いが頭をもたげてきました。
というか私の様に握力の無い人自転車屋さんに頼んだ方がいいです。

それと同時にチューブレスは「パンクしたらチューブを入れれば良い」と言われますが実質無理だと思いました。
実際仲間のチューブレス使いがパンクして、チューブを入れて事なきを得たことはありました。
しかしその時は男5人が寄ってたかって直したという経緯があります。
ソロライドの多い昨今では時間がかかり過ぎて実用的じゃないと感じます。

また本題から外れていました。

チューブレスタイヤをマウントするんだった。
しかしクリンチャーを外すだけで疲労困憊
お昼寝してしまいました。

重量計測

さて、再開。
まずはタイヤの重さです。

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2つで627gなので、1つ313.5gです。
コンチネンタルのHP(315g)とアマゾン(340g)でずいぶん表記に違いがあるな、と感じていたのですが、アマゾンのは嘘っぱちですね。
何なんだ!

そしてバルブを取り付けます。

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バルブは4gでした。軽い。

全然はまらない

このタイヤはセットする方向が決められています。

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そういうのに弱いのであらかじめホイールにガムテープで作った矢印を貼っておきました。

石鹸水を使うと簡単に入ると聞いていたので初めから全体に塗っておきます。

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しかしこれは失敗。
リムとビードが滑ってしまって、まったくはまる気がしませんでした。
洗い流します。
ある程度摩擦がないと扱いづらいですね。

 

それにしても聞いていた通りビードが固そう。
固いというよりビードがリムに対して短い!

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30分以上格闘しましたがまったく埒が明かない。

ただ「手がもう一本あったらいいな」と感じる部分はありました。
そこでひらめきました。

「手がたりないなら足を使えばいいじゃない!」

はめ方

やり方はこうです。

1.ホイールは床に寝かせる。
2.パナレーサーのタイヤレバーで端からはめる
3.タイヤレバーは膝で抑える
4.タイヤレバーは3本使い、両膝で抑えながら少しづつはめていく
5.最後はチューブレス用のタイヤレバーで仕留める

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中央をいきなりだと手ごわいですが、端から少しづつだと何とかなりました。

ビードを上げる

次は空気入れです。
ビードがリム中央に「落ちている」状態から、空気を入れるだけでリムの端に「上げてやる」必要があります。
これが難しいという事で、チューブレス普及を邪魔している一因でもあります。
一気に空気を入れるグッズがありますが、持ってないので一か八か普通の空気入れでチャレンジします。

素早くポンピングしたら一発で空気が入りました。
5000TLはビード鬼固い分、空気が抜けるような隙間が出来にくいのかも知れません。

エア漏れ?

まずはシーラントを入れずに様子をみます。
入れずに済むなら万々歳だからです。

ダメでした。
5bar入れた空気が2時間程度で1barになってしまいました。

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仕方ないからシーラントを入れます。
シーラントには疑問を持ってて、粘性のある液体がタイヤの中に入っていたら、それは「走行抵抗」になると思ってるからです。
でも空気が抜けちゃうんじゃしょうがない。

シュワルベのシーラントは牛乳みたいな感じでそんなに粘性があるようには思えませんでした。


ロードバイクには30mlとあるので、付属の挿入用容器に半分ほどシーラントを入れました。
そしてバルブからタイヤの中にシーラントを注入します。

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そしてまた5barほど空気を入れます。

3時間ほど待つと今度は2barに。

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ダメじゃん!ガッデム!!
空気の抜ける速度は落ちましたが、これでは使い物になりません。

エア漏れ対策

石鹸水をもう一度作りどこから空気が抜けているのか確認します。
一か所これだ!という箇所が見つかりました。

 

シーラントを入れてるのに空気が抜けるのはどういう事だ?と検索すると
「ホイールを水平にしてグルグル動かしてシーラントを行き渡らせる」とありました。

水平にしてなかった!
立てたまんまゴロゴロ転がしてた。

ホイールを横にして空気の抜ける箇所を重点的にグルングルンしました。
すると石鹸水のブクブクが止まりました。
空気漏れが止まった合図ですね。

確認

一晩経った8時間後。
写真
空気圧は4.6bar。
これは完全に穴が塞がったとみて良いでしょう。
無事マウントできました。

終わりに

想像以上の難敵でした。
ロードバイクの事はできるだけ自分でやりたいのですが、さすがにこれはプロに任せた方が良いと思いました。
サイクルベースあさひではチューブレスの工賃は2500円でした。

自転車修理工賃 | サービス一覧 | サイクルベースあさひ


高いけどそれだけの価値はあります。

「終わりに」とは書きましたが、まだ前輪が残っています。
俺たちの戦いはまだこれからだ!

~~~~~~~~~~~  追記 ~~~~~~~~~~~~~

前輪はあっさり嵌められました。時間して30分。

理由は

1.元のタイヤがあっさり外れた。

2.熟練した

前輪のタイヤは簡単に外れました。親指で押すだけでビードが落ちました。

普通こうだよな!

そして5000TLもタイヤレバーの使い方が分かっていれば実に簡単に嵌ります。

ビードも空気入れで一発で上がりました。

ただ、空気は抜けてしまいました。

5bar入れて1時間後には1barになってました。

もう一度空気を入れて石鹸水で泡を確認しましたが、空気漏れはありませんでした。

どうやら途中でシーラントが効いたようです。

とにかくこれで無事チューブレス化が完了しました。

コンチネンタルグランプリ5000チューブレスを買いました

 

走りを軽くしたい! - ようへいのロードバイク体験記

チューブレスレディタイヤ - ようへいのロードバイク体験記

これらの記事で「新しいタイヤが欲しい!」という願いをつらつら書いていたのですが、ついに決定いたしました。

Continental GRAND PRIX 5000 TL


こちらを選びました。

なぜチューブレスを選んだのか

まず第一に「チューブレス」というものを体験してみたかった。
チューブレスというタイヤを語る時にまず挙げられるのが転がり抵抗の低さ。
そして乗り心地の良さ。

今回新しいタイヤが欲しいと思ったきっかけが、新しいロードバイクの「出だしが重い」という事でした。
ホイールを交換するのは経済的に負担が大きいし、デザインも気に入っているので保留としました。

 

そこで「タイヤの交換」です。

 

コンチネンタル5000のクリンチャーだと今より3割ほど軽くなる計算です。
コンチネンタル5000TLでは1~2割ほどしか軽くなりません。

単純に重量だけ比較すればクリンチャーが有利です。
きっと出だしはクリンチャーの方が軽いのでしょう。

 

しかし自分はまだ「チューブレス」に乗ったことが無い!
「乗り心地の良さ」という数値化しにくい部分が優れているというのも気になるところ。
乗ってみたいじゃないですか!!

 

ひょっとすると乗り心地が良いと疲労感の低減につながるんじゃないかとも思っています。
あと地面からの突き上げによる体の痛みの軽減もあるかも知れません。

 

ビアンキの上位機種はカウンターヴェイル(CV)と呼ばれる振動吸収素材が使われています。
TREKのMadoneやDomaneはIsoSpeedという振動吸収機構があります。

振動吸収は乗り心地の良さを追求したものではないか?
だとすればクリンチャーにプラス数千円するだけでそれを得られるのは随分とお得なことなんじゃないか?

 

そんな思いで今回は「チューブレス」にすることにしました。
チューブレスと言っても「チューブレスレディ」なんですけどね。

なぜコンチネンタルを選んだのか

さて、数あるチューブレスレディタイヤのなかで、なぜコンチネンタルを選んだのか。

転がり抵抗の小さなタイヤは他にもあるじゃない!
Vittoria Corsa Speedとか!

しかし今回28cの太いタイヤに乗りたいという希望もありました。
それを配送のメチャ早いアマゾンで頼むとなると必然的にコンチネンタルになるんですよね。
他のは在庫がなかったりするんで。

気になる点

amzn.to

商品について一つ気になる点があるんです。
それは「チューブレス」とはあっても「レディ」の文字が無い所です。
でもHPには「対応するTL-シーラントの使用をお勧めします。」と書かれているのできっと広義のチューブレスレディなんだと思います。

到着しました

と、いう訳で到着しました!
早いぞ!アマゾン!

じゃじゃん!

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ババン!

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今回購入したのは以下の物たちです。

Amazon | 2本セット Continental(コンチネンタル) GRAND PRIX 5000 TL グランプリ 5000 チューブレス 700C [並行輸入品] | コンチネンタル(Continental) | タイヤ

Amazon | TNI チューブレスバルブ 仏式 60mm ブラック (2ケ入) | TNI | バルブ

IRC tire チューブレスタイヤ専用タイヤレバー 99095Y レッド

 

SCHWALBE(シュワルベ) DOC BLUE PROFESSIONAL シーラント 500ml [並行輸入品]

次回インストール編をご期待ください。

チューブレスレディタイヤ

以前タイヤとチューブを替えたいと書きましたが、そういえばARIAに付いているホイールはチューブレスレディだと思い出しました。

チューブレスタイヤは、仲間で1人使っている人がいて知ってましたが、チューブレスレディとはなんでしょう?

聞きかじりの知識はこんな感じです。

 

チューブレスタイヤシーラントと呼ばれる液体ゴムで間詰めするもの。

別途空気を入れるためのバルブが必要

 

長所として

チューブレスタイヤはチューブによる摩擦抵抗が無いので走りが軽い

・パンクしてもチューブを入れればクリンチャーの様に使える。

 

短所として

ビードが固いのでタイヤを嵌めるのが大変。

・最初は空気を入れるのが難しい。

対応するタイヤの種類が少ない

・シーラントって走りの邪魔じゃない?

こういった短所ばかりが気になって実行しようという気がありませんでした。

 

しかし自動車のタイヤは皆チューブレスな訳ですからメリットは大きいんでしょう。

 

タイヤ交換の候補として調べてみました。

 

改めて長所について

・転がり抵抗が少なく走りが軽い。

・空気圧を低く出来るので乗り心地が良い

・リム打ちパンクが無い。

・パンクしても一気に空気が抜けないので比較的安全

 

短所について

・半年に一回ほどシーラントの交換が必要

(嵌めやすさはチューブレス(レディ)になって改善した)

 

チューブレスタイヤは種類が少ない、という過去知識があったのですが、実際タイヤメーカーを調べるとチューブレスレディのタイヤは結構あるんですね。

パナレーサー

  RACE A EVO4 チューブレスコンパーチブル 重量240g 定価6500円

コンチネンタル

  グランプリ5000TL 重量315g

ビットリア

  コルサTLR 重量310g 定価8000円

ミシュラン

  パワーロード(TLR) 重量305g 定価7600円

シュワルベ

  プロワン チューブレスイージー 重量270g 定価11000円

 

重量は700×28cのもの。定価は税抜きです。

 

重量に関してですが、チューブレスレディタイヤは少し重いんですね。

コンチネンタルのグランプリ5000TLで言うと315gですが、走るのにはバルブとシーラントが必要です。

バルブが大体10g。シーラントが30mlとして約30g。

合計で355gです。

 

これがクリンチャーだとグランプリ5000とR'AIRの合計で

240+76=316gなので

チューブレスレディの方が12%重い事になりますね。

これはちょっと意外。

パナレーサーのRACE A EVO4 チューブレスコンパーチブル240gを使ってやっと逆転という所でしょうか。

 

軽さでクリンチャーに負けてるとなると、転がり抵抗が目に見えて低くなってないとチューブレスレディの利点が見えて来ません。

クリンチャーとチューブレスタイヤはどちらが速いのか? | ロードバイクはやめられない

こちらのブログによるとクリンチャーとチューブレスでは転がり抵抗に差は見られないようですね。

 

となるとチューブレスのメリットは乗り心地の向上にあるようです。

 

パンクのし難さもありますが、クリンチャーだってそうそうパンクするものじゃないですからね。

 

乗り心地という数値化しづらい項目が残ってしまった訳ですが、どう評価したらいいのでしょう。

考えられるのはタイヤの跳ねによるエネルギーロスの少なさ。

カーブ時のグリップ性の向上。

お尻、腕、上半身への突き上げが減って全身の疲労感の軽減になる。

 

ロングライドになると脚の疲労感のほかに腕や肩など上半身の痛みに悩まされるのでチューブレスは使ってみたいんですよね。

 

では実際に使うとしたらお幾らかかるんでしょうか?

必要な物は...

1.チューブレスレディタイヤ

2.チューブレスバルブ

3.シーラント

4.チューブレス用タイヤレバー

5.チューブレス用リムテープ

こんなものでしょうか?

ARIAの場合、リムテープは不要ですが、リム穴があるホイールは必要になります。

では発表です。

ドゥララララララララララッ!

 

約2万円!!

 

する...結構する。

タイヤだけならチューブが要らない分、大して金額は変わらないけど初期投資が必要な分割高ですね。

またお金の壁が。

悩ましいですね!

 

 

ギヤを軽くしたい

2020年版Bianchi ARIA DISCに乗ってる訳ですが、2020年版のARIAギヤが重めなんですね。
今まで乗っていたバイクよりスプロケット歯数が2枚少ないんです。
平地では気にならないんですが、ヒルクライムもしたいのでどうにかしたいんです。

 

取り敢えず
シマノ CS-HG800 11S 11-34T

こいつをamazonの欲しい物リストにずーっと入れているんですが、これだと今より歯が6枚も多いのできっと楽に走れるんです。
そこでちょっと本格的に導入を考えてみようかな、と考えました。

 

歯数の大きなスプロケットを付けるには、まずリアディレーラーがそれに対応しているか確かめないといけません。

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リアディレーラーにはショートケージロングケージがあります。
ショートゲージは歯数の差が少ないスプロケットに対応して、ロングケージはその逆です。

 

ARIAに付いてるリアディレーラーは随分と腕の部分が長いのでいわゆるショートケージではないんだろうと思いました。
BianchiのHPを見ても細かい事は書いてません。

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決め手が無いのでamazonで検索してみました。

 

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105のロングケージ(GS)とショートケージ(SS)が並んで表示されましたが、ぱっと見違いが分かりません。
5,000円弱するので無駄に買いたくありません。
105 SS GS 見分け方」でググってみました。


Yahoo!知恵袋で有力な情報が見つかりました。

シマノR7000リアディレイラーのss,gsの簡単な見分け方ってあるのでし... - Yahoo!知恵袋

どうもロングケージ(GS)は腕が少し曲がっているようです。
amazonの写真ではどちらも曲がっていません。

 

どうなってるの?

 

検索で出てきたシマノのカタログを見てもSSとGSの違いについては書いていません。


シマノ バイシクル デジタルカタログ

しかしついに分かりました!

SHIMANO 105 R7000 SERIES | SHIMANO BIKE COMPONENT


カタログじゃなくて製品情報を見たらSSとGSが並んだ写真がありました。

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どうもamazonの写真は間違っていてARIAについているのはショートケージ(SS)だと確認出来ました!
ショートケージは30Tまでしか対応してない。

 

という事はリアディレーラーも買い替えか!

 

たぶんチェーンも長さが足りなくなるから買い替えです。
更に調べたら前側の歯車であるクランクセットも重めなものが付いていたので、これも買い替えです!


シマノ CS-HG800 11S 11-34T

シマノ(SHIMANO) RD-R7000 11S GS 対応CS ロー側最大28-34T リアディレーラー

SHIMANO(シマノ) 105 FC-R7000 クランクセット 50/34T(2x11S)

シマノ(SHIMANO) チェーン CN-HG701 116L 11S

前も後ろも34Tでいけるのか調べましたがこちらのブログで実例がありました。

新アルテグラでリア34T実装 : シクロツーリスト&ランドヌールときどき模型の製作日記

 

全部でざっと3万円弱!
8千円程度の出費だと思ってたのに...
リアディレーラーの交換も未体験なのに!

金額に尻込みした訳ではありませんが、取り敢えず今のギヤで「ヒルクライム」を体験しないといけません。

それで出費するかどうかを判断しても遅くはないでしょう。ね!

 

ロードバイクのディスクブレーキを色々実験YouTube

以前見たYouTube動画で、非常に興味深い実験をやられていたものを紹介します。

「ろーぎっしゅ」さんの動画で

【ロードバイクDIY】ディスクブレーキで「やっちゃダメな事」色々やってみた 前編


後編」「おまけ」もあります。

 

ディスクブレーキで「やってはいけない」と言われてる事を実際にやったらどうなるか?
これを体当たりで実験するという非常に男気溢れる動画です。

実験テーマは以下の5つ。

・油が付いたらパッド交換!
・ローターは鋭利で怪我をする!
・逆さにしたらエアを噛む!
・ホイール抜いてレバーを引くと戻せない!
・ローターが曲がりやすい!

これらを自ら実験した動画をもとに「実際はどうなのか?」という結論を導いています。

それぞれの結論については実際に動画を見ていただくとして、個人的に気になっていた2テーマについて触れさせて頂きます。

・油が付いたらパッド交換!

Bianchi ARIA DISCを買った時にショップの店員さんにディスクブレーキについて注意すべき点を聞いたんですね。


その中で印象に残ってる注意点の一つとして、
「ディスク部分に触らないでください」
というものがありました。

 

なんでも手の油で制動力が落ちるということでした。

 

その時は「へー、そうなんだ。デリケートね」程度の認識でしたが、触れないものをどうメンテナンスすればいいのか?と頭を悩ます結果となりました。

 

ろーぎっしゅさんの動画では
「時速30kmで前ブレーキをかけたら制動距離5.5m」などあらかじめ正常な値を実験で確かめたあと、汚したら制動距離が何メートルになるか、という形で実験をしていました。

 

興味深かったのは前後輪ブレーキで制動距離5mなのに対して
前輪だけで5.5m
後輪だけでは10m
という違いが見られたことでした。
ロードバイクブレーキはほぼ前輪だけで効いているんですね。

 

さて、手で触ったディスクブレーキはどうなったかというと
前輪のみのブレーキで5.5mと、まったく影響がありませんでした。

 

日常で触っちゃうくらいなら全然影響なしですね。

 

さらにろーぎっしゅさんはチェーンなどを触った油まみれの手でディスクブレーキを汚しました。
その時はさすがに制動距離は10mに伸びました。
しかしそれをティッシュで拭いただけで制動距離は5mと正常時より縮んでいました。

恐るるに足らずですね!ディスクブレーキのメンテナンス。

 

さてもう一つのテーマ。

・ホイール抜いてレバーを引くと戻せない!

こちらもショップで注意されました。

輪行などでホイールを外すとブレーキパッドの間からディスクが抜けます。
その状態でブレーキレバーを握るとパッド同士がくっ付いて外せなくなる、というのです。

 

その防止のためディスクロードを買うと
シマノ(SHIMANO) 補修パーツ パッドスペーサー

こんなものが付いてきます。
自分の場合、一個しか付いてなかったので、もう一個は自作してしまいました。

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赤いのが製品。灰色のが自作。材料は百均のプラ板です。
先端を丸く切り抜くのがキモ。そこで固定されます。


ろーぎっしゅさんの実験結果ではちょっとブレーキをかけたくらいじゃ動じることなく、何度もブレーキを握って、初めてくっ付いていました。
そしてくっ付いてしまっても、タイヤレバーでこじ開けられるものでした。

 

こちらも神経質になる必要なし!

 

これら2項目以外も総じて「恐るるに足らず」といった結果と言えると思います。
ディスクロードに対する漠然とした不安に対して身を削った実験で答えてくれる素晴らしい動画だと思います。

ロードバイクDIY】ディスクブレーキで「やっちゃダメな事」色々やってみた 前編

www.youtube.com