チューブレスレディタイヤ

以前タイヤとチューブを替えたいと書きましたが、そういえばARIAに付いているホイールはチューブレスレディだと思い出しました。

チューブレスタイヤは、仲間で1人使っている人がいて知ってましたが、チューブレスレディとはなんでしょう?

聞きかじりの知識はこんな感じです。

 

チューブレスタイヤシーラントと呼ばれる液体ゴムで間詰めするもの。

別途空気を入れるためのバルブが必要

 

長所として

チューブレスタイヤはチューブによる摩擦抵抗が無いので走りが軽い

・パンクしてもチューブを入れればクリンチャーの様に使える。

 

短所として

ビードが固いのでタイヤを嵌めるのが大変。

・最初は空気を入れるのが難しい。

対応するタイヤの種類が少ない

・シーラントって走りの邪魔じゃない?

こういった短所ばかりが気になって実行しようという気がありませんでした。

 

しかし自動車のタイヤは皆チューブレスな訳ですからメリットは大きいんでしょう。

 

タイヤ交換の候補として調べてみました。

 

改めて長所について

・転がり抵抗が少なく走りが軽い。

・空気圧を低く出来るので乗り心地が良い

・リム打ちパンクが無い。

・パンクしても一気に空気が抜けないので比較的安全

 

短所について

・半年に一回ほどシーラントの交換が必要

(嵌めやすさはチューブレス(レディ)になって改善した)

 

チューブレスタイヤは種類が少ない、という過去知識があったのですが、実際タイヤメーカーを調べるとチューブレスレディのタイヤは結構あるんですね。

パナレーサー

  RACE A EVO4 チューブレスコンパーチブル 重量240g 定価6500円

コンチネンタル

  グランプリ5000TL 重量315g

ビットリア

  コルサTLR 重量310g 定価8000円

ミシュラン

  パワーロード(TLR) 重量305g 定価7600円

シュワルベ

  プロワン チューブレスイージー 重量270g 定価11000円

 

重量は700×28cのもの。定価は税抜きです。

 

重量に関してですが、チューブレスレディタイヤは少し重いんですね。

コンチネンタルのグランプリ5000TLで言うと315gですが、走るのにはバルブとシーラントが必要です。

バルブが大体10g。シーラントが30mlとして約30g。

合計で355gです。

 

これがクリンチャーだとグランプリ5000とR'AIRの合計で

240+76=316gなので

チューブレスレディの方が12%重い事になりますね。

これはちょっと意外。

パナレーサーのRACE A EVO4 チューブレスコンパーチブル240gを使ってやっと逆転という所でしょうか。

 

軽さでクリンチャーに負けてるとなると、転がり抵抗が目に見えて低くなってないとチューブレスレディの利点が見えて来ません。

クリンチャーとチューブレスタイヤはどちらが速いのか? | ロードバイクはやめられない

こちらのブログによるとクリンチャーとチューブレスでは転がり抵抗に差は見られないようですね。

 

となるとチューブレスのメリットは乗り心地の向上にあるようです。

 

パンクのし難さもありますが、クリンチャーだってそうそうパンクするものじゃないですからね。

 

乗り心地という数値化しづらい項目が残ってしまった訳ですが、どう評価したらいいのでしょう。

考えられるのはタイヤの跳ねによるエネルギーロスの少なさ。

カーブ時のグリップ性の向上。

お尻、腕、上半身への突き上げが減って全身の疲労感の軽減になる。

 

ロングライドになると脚の疲労感のほかに腕や肩など上半身の痛みに悩まされるのでチューブレスは使ってみたいんですよね。

 

では実際に使うとしたらお幾らかかるんでしょうか?

必要な物は...

1.チューブレスレディタイヤ

2.チューブレスバルブ

3.シーラント

4.チューブレス用タイヤレバー

5.チューブレス用リムテープ

こんなものでしょうか?

ARIAの場合、リムテープは不要ですが、リム穴があるホイールは必要になります。

では発表です。

ドゥララララララララララッ!

 

約2万円!!

 

する...結構する。

タイヤだけならチューブが要らない分、大して金額は変わらないけど初期投資が必要な分割高ですね。

またお金の壁が。

悩ましいですね!