ゆるキャン△に出てきたロードバイクは何か
先日、マンガ「ゆるキャン△」の13巻が発売されました。
早速買って読んだのですが、なんと今回ロードバイクが登場しました。
12巻でも中表紙に小径のロードバイクが描かれていましたが、今回から本編で、ちゃんとキャラクターが乗っての登場で喜んでしまいました。
乗っているのは”イヌ子”こと「犬山あおい」ちゃんです。
親戚から頂くというなんとも羨ましい入手の仕方でした。
さてこのロードバイク、どういったものなのか?
気になったので考えてみようと思います。
「荷物積めるしキャンプにも向いてる」との事でしたが、実際登場するといかにも「ロードバイク然」とした自転車でした。
しかも油圧式ディスクロードでケーブル内装というかなり「今風」のスタイルをしています。
さして根拠はないのですが、たぶんアルミではなくカーボンフレームと思われます。
「荷物積めるしキャンプにも向いてる」のならグラベルロードかも?
フレームにブランドのロゴが無いのでメーカーは分かりませんが、3つの特徴があります。
1.ヘッドチューブが長い
2.シートステイが下がっていない
3.ケーブルがトップチューブ先端から内装されている
そして補助的に以下の2つの特徴もあります。
4.エアロではなくオールラウンダー
5.トップチューブがスローピングしていてカーブしている
1.ヘッドチューブが長い
ヘッドチューブとはハンドルの軸が通っている所ですが、最近はこれが短いのが流行りのようです。
ただし「キャノンデール」のバイクはみなヘッドチューブが長めで「似ている」と言えます。
2.シートステイが下がっていない
最近流行りのフレーム形状はシートステイが下がっていて「ドロップシートステイ」と呼ばれています。
エアロフレームに多い形状でもあります。
「キャノンデール」の多くのバイクはドロップシートステイとなっています。
「TREK」はドロップシートステイのバイクが無い印象です。
3.ケーブルがトップチューブ先端から内装されている
細かい特徴ですが、この特徴を備えたバイクは非常に少ないです。
ケーブルがまったく見えないか、またはビロビロに見えてる(ダウンチューブとフロントフォークまでは外に出ている)かの2択です。
イヌ子のバイクの様に少しだけ見えてるのは稀。
「TREK」のDomaneくらいしかありません。
TREKのDomaneがモデルか?
Domaneであれば特徴の「1.ヘッドチューブが長い」事を除けば2~5までを備えています。
一方アルミのDomaneというのもあります。
勝手にカーボンフレームだと決め打ってましたが、アルミだとヘッドチューブが長いんですね。Domane。
ゆるキャン△と言えばヤマハのビーノや日産のラシーンのように実在のモデルがあります。
しかしこれはピッタンコのモデルは無いのかも知れません。
強いて言えばアルミのDomaneにカーボンの内装システムを取り込んで見た目をスッキリさせたモノ、なのかも知れません。