ディレイラーハンガー曲がる
東京湾一周に向けてロードバイクの整備をしていたのですが、そこで気が付きました。
ギヤが入らない。
ホイールを外すために一番小さいギヤに入れようとしてたのですが、うまく入りません。
それどころか、ペダルを逆回転させるとチェーンが引っ掛かって回ってくれません。
そんな事今までありませんでした。
よく見るとリアディレイラーの角度がおかしい?
そう言えば聞いたことがあります。
リアディレイラーはディレイラーハンガーという小さな部品でフレームにつながっています。
このディレイラーハンガーは曲がりやすく出来ていて、リアディレイラー自体の損傷を防ぐのだと。
あの時だ
今まで何度も自転車を倒してきましたが、あからさまに曲がったのは今回が初めてです。
ディレイラーハンガーは小さい部品なので、自分で曲げ戻せそうにありません。
アマゾンで「ディレイラーハンガー」と検索しても同じ形の物はありませんでした。
ネットで検索するとディレイラーハンガーというものは個々のバイクで違うもののようです。
手に入れるにはメーカーの取り扱いのある自転車屋さんに取り寄せてもらう必要があるらしいのです。
自分の場合ビアンキですので、ビアンキを取り扱ってる自転車屋さんです。
近所の自転車屋さんでビアンキのロードバイクを見たことがあるので電話を掛けてみました。
すると自転車の状態を知りたいので自転車を持ち込んで下さいとの事でした。
なかなかに面倒くさい。
一応変速は出来るので東京湾一周を終えてから伺う事にしました。
そして実際そのお店にロードバイクを持ち込みに行きました。
ビアンキに場合「サイクルヨーロッパジャパン株式会社」さんが部品の取り扱いをしているそうで、そちらから取り寄せるとのことでした。
部品の間違えが無いようにわざわざディレイラーハンガーを外して形を紙に写し取って注文して頂きました。
1個2500円位だそうです。
また曲がったら嫌なので2個注文しました。
お盆が近いので納品が遅くなるかも知れないという事です。
200キロ以上問題無く走れたので大丈夫でしょう。
ブツが来たら連絡をもらって、工賃を払って交換してもらう事にしました。
自分でやりたい気持ちもありましたが、色々親切にしてもらったのでお任せします。
株主優待券の良い使い処ができました。
と、思っていましたが気が変わりました。
何故か。
写真を撮るためにホイールを外そうとしたんですね。
でもリアディレイラーが引っ掛かって外れないんです。
何?何?何?
どうもリアディレイラーの取り付け角度がおかしいようです。
自転車屋さんが外したリアディレイラーを元に戻せなかったようなのです。
そんな状態で客に渡すとか信用なりません!
(ハンガーが曲がっているので変でもしょうがないと思ったのかも。)
同じ”信用ならない”なら自分でやった方がまだましです。
自分で直しちゃいましょう。
六角レンチを使ってリアディレイラーを取ってしまいました。
ついでに曲がったハンガーを直してみます。
握力が無いのでペンチで曲げるのは無理でした。
硬い土台にハンガーを置いて金づちで叩いたらある程度直りました。
リアディレイラーを元に戻します。
取り付けようとしました。が、チェーンのテンションが邪魔で上手くいきません。
ミッシングリンクでチェーンを外しました。
大変な工事になってきやがった。
過去に撮った写真を見ながら復元します。
何だか直った。
あれ?
新しいディレイラーハンガー要らなくなっちゃったな。