ボトルケージ
ロードバイクのダウンチューブとシートチューブには必ず2コづつネジ穴が開いています。
これは何のためにあるかと言うとボトルケージと呼ばれる部品を付けるためなんですね。
ロードバイクに乗っているとスッゴイ汗をかくので水分補給は欠かせません。
そこで自転車専用に作られた水筒である「ボトル」を入れておけるボトルケージを付ける必要があるんです。
このボトルケージ選びもなかなかに難物なんですよね。
使いやすさ、値段、素材、重量、カッコよさ等々。
そんな中で一線を画した製品があって、自分も買ったものです。
TOPEAK(トピーク) モジュラーケージ2
これは自転車用のボトルはもちろん、ペットボトルも取り付けられる優れものです。
多くのボトルケージは自転車用のボトル専用に作られています。
自転車用のボトルは直径7.5cmで、350mlのペットボトルは直径6.5cmです。
通常のボトルケージにペットボトルを入れたら振動で飛び出してしまいます。
このモジュラーケージ2は簡単にサイズ調整が出来るため、自転車用のボトルもペットボトルもしっかりホールド出来るようになっています。
これはこれで良い製品で、今でもクロスバイクに付けて使っているんですが、問題はペットボトルの方で、あのキャップが付いてるため走りながら飲むことができず、サイクリングには不向きです。
そこでやはり専用のボトルケージから選ぶことになってきます。
ボトルケージは大別して2タイプに分けられます。
一つ目はクラシカルなスタイルで、棒状の金属で出来ているもの。
もう一つが流行の形で、材料は様々ですが板状のもの。
自分は「ボトルケージかくあるべき」というイメージを持っていたのでこちらを選びました。
MINOURA(ミノウラ) ボトルケージ [AB100-4.5] ブラック
アルミ合金のジュラルミン製で38gと軽量です。
細いので目立たないのも選んだポイントです。
ホールドもしっかりしていて抜き差しもしやすいです。
軽さを求めてプラスチック製の23gの物を買って試したのですが、変形しやすくボトルを引っ張り上げる時に付いてきちゃう感じで使いづらかったです。
何か新しいボトルケージを選ぶなら「出し入れのしやすさ」を基準に選ぶのが良いと思います。
この「出し入れのしやすさ」は人によって違うと思います。
例えば自分の娘にも同じミノウラのボトルケージを買ったんですが、ボトルが取りずらいと訴えられました。
よく見ると娘のロードバイクはフレームが小さくダウンチューブが短いのでした。
ミノウラのボトルケージはその形状から横には取り出せず、真上に引っ張り上げなければいけないのですが、ダウンチューブが短いとすぐにトップチューブにボトルが当たってしまうのです。
あと、これは少し軸が太いタイプで固くて取り出しにくいです。
このタイプのミノウラのボトルケージは4.5mm軸と5.5mm軸がありますが、5.5mm軸は固いのでご注意を。
何とかしなくてはと思い、斜め横から取り出せるような形状のものを探しました。
左右非対称なので娘が普段取り出す方向を確認してからポチリました。
Ibera(イベラ)30g超軽量合金製サイクルボトルケージ 自転車ドリンクホルダー
小さいフレームのロードバイクに乗ってる人はこういった横から取り出せるタイプのものが良いですね。
もし、自分が金に糸目を付けずボトルケージを選ぶならこちらにしますね。
TNI Just7 カーボンボトルケージ
7gと超超超軽量。
カーボン製で材料も少ないので変形も少なく、取り出しやすそう。
細身で目立たないのも良い。
しかしお高い。
出せない額じゃないけどボトルケージに出す金額じゃ無いですよ。