わたらせ渓谷ヒルクライム

グループライドの時、今ではすっかり坂道を避けて通るようになっていますが、5年ほど前はヒルクライムに果敢に挑戦していました。
都心から近い筑波山が多かったのですが、ある時、わたらせ渓谷鉄道沿いに走ってみるのはどうだろう。という事になりました。
わたらせ渓谷鉄道とは群馬県と栃木県にまたがる渡良瀬川沿いを走る鉄道でトロッコ列車も走る観光メインの鉄道です。
そのわたらせ渓谷鉄道大間々駅に集合し、終着駅の間藤駅を目指すライドになります。
改めてSTRAVAでルートを作ってみると、走行距離は37kmで標高差は800mとなっています。

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平均すると2%の勾配ですから「ヒルクライムか?」というほどの緩さですが、ずっと登ってるのでかなりキツかったです。
このわたらせ渓谷鉄道ライドは計3回行っていますが、まず第1回。

勾配が緩いながらも、とにかくずっと登り続けているので早々につらくなってしまいました。
「もうやめたい」と思いながらも一番のペーペーであるため言い出せずとにかく皆に付いていきました。

このわたらせ渓谷鉄道の中ほどには草木湖というダム湖があり、観光地になっています。
ここまで来て言い出しっぺの幹事が「俺はここまでにする、みんな先に行ってくれ」と言い出しました。

チャンスです。

「幹事一人を残すのも何なのでボクも残ります」的な事を言って無事離脱することに成功しました。
結局先まで行った連中も途中で帰ってきてしまい、「富弘美術館」という美術館で絵画鑑賞して帰ってしまいました。

それから一年後。
心残りがあったのでしょうか。
またわたらせ渓谷ライドが企画されました。
あんなに大変な目にあったのに。
しかし自分的には「次こそは最後まで走りたい」という思いもありました。

実際走ったら草木湖までは一度来ているので何とかなりました。
そこからは未知だったのですが、勾配は草木湖の手前が一番厳しくて、そこから先は多少緩やかなようで全員無事に間藤駅までゴール出来ました。

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帰りは観光気分でわたらせ渓谷鉄道輪行して帰りました。

ここでやめとけば良いのにさらに一年後わたらせ渓谷ライドが企画されました。
が、登り始めて5kmも行かないうちに一番の年長者のクリートがぶっ壊れてしまいました。
サイクリングはすっぱりとあきらめてお隣の赤城山までドライブすることになりました。
つづら折りの道を随分上ってやっと山頂付近まで辿り着きましたがロードバイクで登ってきてる人もいてビックリしました。

最近ヒルクライムはほとんどしていませんが、この赤城山は何時間かかってもいいから一度ロードで登ってみたいです。