ロードバイクの鍵のおすすめ

ロードバイクは高価な物ですので盗難が心配です。
盗難に有効なのは室内に保管場所を確保することと、使用時に目を離さないことですが、トイレやコンビニ休憩、食事などでどうしても目を離さなければいけないこともあります。
そんな時に有効なのが「鍵」の存在です。
(言葉的には手に持つギザギザの部分を「鍵」と呼び、鍵で開けられる部分を「錠」と呼ぶようですが気にせず読んで下さいね。)
ロードバイクで使われる主な鍵の種類は以下のようなものです。


1.ワイヤー錠
2.チェーン錠
3.U字ロック
4.ブレード錠


自分もそれぞれの種類で何個も鍵を買い替えています。


1.ワイヤー錠

f:id:akmtyuhi2012:20181117091820j:plain
ロードバイクで最も一般的なのがこのワイヤー錠かと思います。
細い鋼線を何本も束ねて曲がりやすくしたワイヤーが芯になっていて、直径3mm位から12mm位まで、長さは1.2mから1.8m位が主流です。
軽く小さく出来るのでロードバイクと相性が良いです。
鍵は地球ロックが基本と言われています。
地球ロックとは柵など地面に固定されている物に自転車をつなぐ行為です。
地球ロックをするためには長いワイヤーが必要ですが、細いものでないと重くなってしまいます。
直径3mm長さ2.1mのワイヤーを使って地球ロックしていたことがあるんですが、仲間に「こんなのすぐに切られる」と言われたので直径12mm長さ1.8mのワイヤーを買ったのですが重く嵩張るのでまったく出番がありませんでした。

f:id:akmtyuhi2012:20181117091909j:plain

f:id:akmtyuhi2012:20181117091920j:plain
自分のお勧めは3mmの1.8mでワイヤーがコイルのように巻いているタイプです。

crops(クロップス) Q3 SPD08/Φ3×1800mm

ロックはナンバー式がカギを無くす危険がなくて良いです。
ワイヤーが巻いてあるとコンパクトに収まりますし、径が細いので軽くて済みます。
防犯性能は低いですが出来心での盗難は防げそうですし、そもそも目を離さないようにするのが基本です。
温泉に入る予定がある時は別途強力そうな鍵を持っていきます。


2.チェーン錠

f:id:akmtyuhi2012:20181117092000j:plain

次に人気なのがチェーン錠。金属製の鎖で出来た鍵です。
ワイヤーより切られにくいのが利点ですが、その分重くなります。
重いのであまり長く作られず1m無いものが主流です。
自分がロードバイクを買った時に一緒に選んだのがこのタイプです。
1年位使ってましたがやはり少し重く、現在は使っていません。


3.U字ロック

f:id:akmtyuhi2012:20181117092029j:plain

U字ロックとはアルミや鋼製のU字型に曲げた棒を使った鍵です。
この棒が太いので防犯性能は高いです。
ただし地球ロックが出来ないのでワイヤー錠などと組み合わせるのが吉です。
自分はこれを屋外の自転車置き場に止めてある安物のクロスバイクに使って3年近く経ちますが盗まれてません。
盗む価値もないと思われてるのかも。


4.ブレード錠

f:id:akmtyuhi2012:20181117092048j:plain

f:id:akmtyuhi2012:20181117092100j:plain
ブレード錠とは厚さ数ミリの鉄板数枚を関節でつないでチェーン状にした鍵です。
厚い鉄板なので切られる心配がなく、コンパクトに収まりますが、やはり少し重いです。
コンパクトさと堅牢さでこちらをワイヤー錠のサブとして使っています。


5.これから欲しいもの
TTOLOCK (オットーロック)
ステンレスとケブラーの複合素材で軽く丈夫でコンパクトなのが売りですが、かなり高めの価格設定が憎い!
現在使っているワイヤー錠より相当強そうなのでこれに変えたい!
高いと言いましたが安心を買えると思ったら逆に安い買い物かも知れません。


最後に
色々鍵について書いてきましたが、壊されない鍵はありません。
堅牢性を求めすぎると重く、大きくなり実用的ではなくなってしまいます。
どうしても盗まれたくないロードに乗っているのなら目を離す必要のないように補給食を持ち、トイレは中に持ち込むなど工夫する必要があります。
どこかに寄る用があるのなら最初からロードに乗って行くべきではないでしょう。
盗まれて当たり前という意識を持って乗っていきましょう。