チューブレスレディ用のタイヤレバー
チューブレスレディタイヤは乗り心地が良くパンクが少ないという長所があります。
しかしタイヤをホイールにはめるのがとても大変なんです。
なぜ大変なのかというと、ビードと呼ばれるタイヤの内側の部分が短いのです。
短いのは空気漏れを防ぐため。
チューブが無いのでこのビードとリムがキツく密着してないといけないのです。
だからチューブレスレディタイヤをリムに嵌めるのが大変なのは仕方のないこと。
そんな大変な「りむはめ」に必要なのがタイヤレバーです。
クリンチャーの場合はパナレーサーのタイヤレバーが最強でした。
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しかしチューブレスレディには通用しませんでした。
チューブレス用のタイヤレバーも試しましたが無理でした。
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ビードが短すぎます。
しかしシュワルベの新型タイヤレバーはイケました。
「りむはめ」出来たんです。
シュワルベの新型タイヤレバーは何が違うのか。
それはこの「クリップ」部分にあります。
このクリップがどう役に立つのか?
それにはまず、チューブレスタイヤに起こる困ったことを説明しないといけません。
それはタイヤが逃げる事。
右から嵌めれば左から外れる。左から嵌めれば右から外れる。
クリンチャーでは無かった様な動きをするのです。
シュワルベの新型タイヤレバーのクリップはこの逃げるように外れていくビードの動きを見事に止めてくれるのです。
シュワルベの新型タイヤレバーの使い方。
1.タイヤが嵌っている両端部にタイヤレバーのクリップ側を差し込みます。
2.クリップの直ぐ側のビードをタイヤレバーで持ち上げて行きます。
私は左利きなので左から嵌めて行きます。
3.クリップを内側にスライドさせます。
4.中のタイヤレバーを内側にスライドさせ、持ち上げます。
5.これをシャクトリムシのように繰り返します。
これで史上最悪と呼ばれている?コンチネンタルの5000TLも嵌めることが出来ました。
これからチューブレスレディタイヤに替えたいという方は同時にシュワルベの新型タイヤレバーも一緒に購入することをお勧めします。