エアボーンZT-A15クイックポンプヘッドを電動空気入れに接続
シャオミの電動空気入れを買いました。
便利なのですが、仏式アダプターの調子が悪く困っていました。
お助けチューブを付ける事で事なきを得ました。
しかしお助けチューブの接続部もちょっと斜めになると空気が抜けやすく不満が出ました。
そこで評判が良さげなエアボーンZT-A15クイックポンプヘッドを試してみました。
しかしながらこの製品は本来、フロアポンプの口金に替えて使うものなのです。
口金を取った後のむき出しのゴムホースにこのポンプヘッドを差し込むのですが、電動ポンプの場合、取り外せるような口金になっていません。
むき出しのゴムチューブを探しましたが売ってません。
これはお助けチューブに犠牲になってもらおう。
お助けチューブを口金の手前で切断して、そこにこのポンプヘッドをつなげようという魂胆です。
ゴムを切ってしまうので元に戻せません。
失敗したらお助けチューブを失うリスクを負います。
あともうちょっとチューブが長いと良いんですけどそこは我慢します。
工程
1.編み込みの糸を接着剤で固める
2.スクリューキャップ(黒)をゴム管に挿し込む
3.ゴム管を切る
4.ポンプヘッドにゴム管を差し込む
5.ビニールテープを2巻きする
6.スクリューキャップをねじ込む
1.編み込みの糸を接着剤で固める
私はこの工程を省いていきなり糸ごとゴム管を切ってしまったのですが、編み込みがほつれてしまって、仕上がりが汚くなってしまいました。
ほつれないように木工用ボンドなどで、切り口になる部分を固めておくと良いでしょう。
2.スクリューキャップ(黒)をゴム管に挿し込む
ポンプヘッドの説明書には黒とグレーが反対に書かれています。
ゴム管が太径の場合はグレー、細径の場合は黒を使います。
3.ゴム管を切る
ゴム管は文房具のカッターで簡単に切れました。
ただ、元には戻せないので思い切りが必要ですね。
4.ポンプヘッドにゴム管を差し込む
案外すんなり差し込めます。
逆にキツキツの方がすっぽ抜けなくて安心なのですが。
5.ビニールテープを2巻きする
差し込みが少し緩い気がしたので、スクリューキャップで外側から圧をかけられるようにビニールテープを巻きました。
6.スクリューキャップをねじ込む
これで完成。
使ってみて
「クイックポンプヘッド」という名前からクイックに素早くセット出来るのかと思ってましたが違いました。
バルブにヘッドを差し込んでから3周ほどねじ回してやらないといけませんでした。
これならクイックさにおいては普通のレバー式の方がクイックですね。
でもレバーって固くって不意に動いて指が弾かれたりして超絶痛い時があるんで嫌いなんですよね。
良い所って何だろう?って考えたんですが、答えが出ました。
それはヘッドがL字になっている所です。
お助けチューブの様にストレートになっているとホースに引っ張られて接続部が斜めになり空気が抜けやすくなるんですね。
その点、L字のヘッドだとそういう負荷が無くなるんだと思います。
実際今のところ使用しての問題はありません。
ロードバイクで電動空気入れを使ってる方で、接続部に不満のある方は一度試してみてはいかがでしょうか。