葛西用水ライド
腰痛になっちゃった、という事で短距離をゆっくり走る事にしました。
往復20kmくらいが目安です。
思いつくのは荒川までのルートです。
川沿いのサイクリングロードをつなげているので、走りやすいルートではあるのですが、飽きてしまって行く気になれません。
近所にどこかに素敵なルートは無いものかしら?
頭の中で近所の風景を思い浮かべていたら一つ思い当たる事がありました。
「川」なんですが、いつもあふれそうなほど水を湛(たた)えてるんです。
「大雨降った時にあふれたりしないのかな?」
と心配になるほどです。
前に「草加市神社仏閣巡りライド」に出た時に近くを走りました。
その時に看板を見たのですが、その川は「葛西用水」と呼ばれる用水路でした。
その葛西用水を眺めつつ10km走って戻ってくれば良い感じのサイクリングになりそうです。
RideWithGPSでルートを引いてみます。
葛西用水は川沿いにずっと道が続いていて走りやすそうです。
ずーっと北上していくと大きな川に合流しています。
川の名前は「元荒川」。
知ってます。「元荒川」。
関東のロード乗りなら一度は走ったことがあるんじゃないか?という「荒川」。
その「荒川」が元々流れていたのがこの「元荒川」です。
あまりにも離れた場所を流れているので、初めは「嘘だ!!」と思いましたが、どうやら江戸時代に人の手で流れを変えたという事のようです。
その元荒川との合流点まで行けば片道12kmなので、折り返し地点に丁度良いです。
では早速行ってみましょう。
勝手知ったる八潮へ向かう道を行くと葛西用水にぶち当たります。
「あれ?あんまり水量が無いような...」
いつも水を湛えてると勝手に思っていました。
スマホで調べると「葛西用水」はWikipsdiaによると、
「埼玉・東京の見沼代用水、愛知県の明治用水とならび、日本三大農業用水と称されている」そうです。
つまり農業用水なので、田植えの時期に沢山水が流れて、他の時期は大したことないんですね。
大きな鯉がいましたが、川が浅すぎて背中が出ちゃってます。
それでも川岸は親水公園として整備されていてなかなか良い感じです。
正直大した景観ではないのですが、川を遡(さかのぼ)るというアドベンチャー的な要素があって、楽しい経験をしました。
写真を沢山撮ってしまいました。
(元荒川と合流するのかと思ってましたが、実際は交わることなく並行して流れてました。)
自転車の楽しさを再発見した感じですね。
今度は一眼レフを背負って水鳥の写真でも撮りたいです。
皆さんもいつもの道に飽きたら、近所の川を遡る遊びをしてみてはいかがでしょうか。