リンタマンシューズ

以前書きましたがワイズロードさんのアウトレット店で「リンタマンadjust mtb comp」という自転車用のシューズを見つけました。

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BOAのようにダイヤルでワイヤーを締めるタイプの憧れのシューズだったので買ってしまいました。
パールイズミ 15116002 X-ALP DRIFT4 1.グリーン 42(26.2cm)

こちらを買ったばかりだったので何やってんだろという感じなんですが、思いのほかリンタマンを気に入ったので少しレビューしたいと思います。

リンタマンとは?
開発者の「クリス・リンタマン」さんの名前から来てるようです。
リンタマンさんは元自転車競技者でシューズが合わなくて苦労されたので、誰にでも快適に履けるシューズを目標に開発したという事です。

特徴
自分は競技者でもなく、速く走ったりはしない(できない)のでそういった観点からは書けませんが、普段使いしての感想を書きたいと思います。
まずは何といっても脱着がしやすい。
ラチェットのシューズも脱着は楽なんですが、やはりベロの部分が長いのでちょっともたつきます。

ダイヤル式はセットされたワイヤーをダイヤルを回して締めるだけなのでワンステップ速く脱着できます。

リンタマンはBOAと同じくダイヤルでワイヤーを引っ張って靴紐代わりにする機構なのですが、ダイヤルにはMOZと書かれています。

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BOAもMOZも役目や働きは同じですが操作方法が少し違います。
BOAはダイヤルの回転部分全体を引っ張り上げるとワイヤーが開放されるようになります。
それに対してMOZは爪部分を上げるだけでワイヤーが開放されます。

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これはちょっと手軽さが違ってBOAのほうは指3本は必要なのにMOZは指1本で済みます。

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指1本でワイヤーを開放して緩めてぐっと足の甲を持ち上げたらスルスルとワイヤーが緩んでシューズが大きく開口するので足が簡単に抜けるんです。
履くときも立ったまま足を突っ込んだらMOZダイヤルの爪を倒しクリクリクリとダイヤルを回すだけでフィッティング完了です。

そして履き心地がイイ。
試着した時から思ってたんですが、足全体をソフトに包んでくれる感覚があります。
ソールは競技用のシューズのようにカッチカチに硬くできてますが、当然インソールが入っているので足の裏に硬い部分が当たることはありません。
足首回りもクッションが効いてて痛みにつながるような硬く感じられる部分がありません。
複雑に配置されたワイヤーを2箇所のダイヤルで調整出来るし、その配置を自分で変えることも出来ます。
ラチェットで締めるタイプのシューズも持っていますが、ラチェットで締める部分は足の甲の付け根部分なんですね。

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自分の足が甲高過ぎるのかも知れませんが、ここを締め過ぎると痛くなっちゃうんです。
それで緩めると、そもそもラチェットで締める意味が無い。
その点ワイヤー式だと最初は足の甲部分が締まりますが、だんだん全体に馴染んでいき、実際にバイクを漕いでる時には痛みが出るような締め付けを感じません。
履き心地が良いのでついついまた履きたくなるシューズです。